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おおおかのボクシングBLOG

ボクシング・格闘技観戦後の感想がメインです。

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SHIGERU    でも、アマで3年以上あって10戦くらいしかしてないんですよ?
センスも無いし、上手さも無いし、カウンターも下手だし。

大岡    それは、自分の求めてるハードルの高さでしょうから、そう思うのは素晴らしいですよね。
ちなみに誰を参考にしてるとかありますか?

SHIGERU    誰っていうのは無いですけど、色んな人の良い部分を見て、使えそうなものを取り入れる感じですね。
僕の理想は、ラモン・デッカーなんですけど。

大岡    全然、違うじゃないですか!笑

SHIGERU    デッカーになりたいんですよねー。
あとは真逆の大月さんみたいなスタイルですね。

大岡    SHIGERU選手に、その要素を見つけれないですねー  笑
でも思うのは、やっぱり上でいる人ほど、自分の身体的特性を見極めて、理解をして、きちんと選択しているからこそチャンピオンクラスなわけですね。
憧れのスタイルと、それとこれとは別ですよね。

SHIGERU    指導者も、色々あると思うんですけど、型にハメるタイプもいますからねー。
もし僕が、昔から大月さんのスタイルでやってたらKO連発しまくってたかもしれませんけどね  笑
もしかしたら、、、ですよ  笑
(ここから、花田戦の話になったのだが書かないでおく。一つだけ言えるのはイメージだと、イージーな相手だと言い切っていた!)

大岡    あの郷州戦って、本当にやりたいゲームを綺麗にしてましたね。
これくらい引き出しは、本当はあるだろうなと思った部分が炸裂した試合でした。

SHIGERU    そこまではガムシャラに勝ってた感じでしたけど、郷州戦は、頭がクールで、正にゾーンに入っていたという感じがしました。

大岡    ゾーンの話ですか!
ゾーンに入ったという感じになった試合って他にありますか?

SHIGERU    僕の感覚だと、まだ郷州戦だけなんです。
1ラウンドの後半くらいから、急に全てがゆっくり流れて、来るものが全て理解して、先読みが当たってしまう感じでした。
でも、郷州君はパターンが限られているというのもあると思うんですけどね。
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大岡    これは聞いておきたかったんですけど、
大月晴明が「ヤスユキのファン」だと言っていたり、
板橋寛戦後に「若い奴に倒されるのが俺の夢」とコメントしたりしてたじゃないですか。
あれをカッコイイ!と思いますか?
もしSHIGERU選手が、大月晴明のような立場になった時に、同じような言葉をいうのは美学としてありますか?

SHIGERU    まあ、大月さんがいうのはカッコいいと思うんです。
けど、僕は言わないです。
大月さんは、カッコいいし!
面白いし!
漢だな!
ってめっちゃ思うんです。
自分の年齢や立場だと言うイメージがまだない、って感じですね。
最後の最後になったら分からないんですけど、でも僕は、あーいう風にやりたいと思わないんじゃないかな?と思うんですよね。

大岡    若いのとやるより、国内の強豪やヨーロッパやタイの強いのと、常にやる事だけを選んでいきたいって感じですか?
ノンオー、ジョムトーンと戦いたいって方向になってしまうんですか?

SHIGERU    うーん、なんて言いますか、打たれるの嫌ですし  笑

大岡    最強を目指したら、どんどん強いのを打たれますよ!笑

SHIGERU    そうなんですけどー  笑
まぁ出来る限り、打たれたくないんです。
スパーとかも打たれるから嫌なんですよ 笑
スパーリングをやりたいけど、脳のダメージが心配で、出来る限りマスがいいんですけど  笑
話を戻すと、若い子に胸を貸す的な感覚がないですし、
若い子でいい選手がいるなーとは思ってもファンになる事は無いし、
自分が一番だと思ってますから。
どの階級を含めても。

大岡    まあ、それがSHIGERU選手なりの美徳・美学というか…

SHIGERU    いやー、美学じゃないですねー。保身かもしれません。

大岡    保身!ほぉー。

SHIGERU    だって、大月さんみたいな立場になって、レジェンドになったらレジェンドのままでいたいじゃないですか。
よくあるじゃないですか?
あの名選手が今の選手と戦ったら、どうなるのか?みたいな比較の話って。

大岡    あー、シュガー・レイ・レナードが今いたら、メイウェザーと戦ったら、どうなるか?的なヤツですね!

SHIGERU    そうです!
その想像の中で生きるのがいいんですよね。
でも、戦ってほしい気持ちもあるんです。

大岡    そう考えると、それをあえてやろうとしている大月って、どうですか?

SHIGERU    そりゃー、すごいですよ!

大岡    勇気が必要ですよねー。

SHIGERU    大月さんは、勇気とかより"戦いたい"という、それだけだと思いますね。
大月さんって負けるのが、すごい嫌いなんですよ。

大岡    それ、大月晴明のインタビューでも昔見ましたし、そういう話をよく聞きます。
勝てるイメージが無ければ戦えないっていう話も。

SHIGERU    だから本心は、KO負けしたいなんて思ってないと感じます。

大岡    大月晴明が、お客さんへの謎かけや注目させるために言ってるだけで、
「コイツになら倒されてもいい」なんて思いは無いと。
盛り上げようとするエンターテイメントだという解釈ですか?

SHIGERU    話題性を呼んで、マッチメイクを作ろうとしているんだと思うんです。

大岡    ちなみにSHIGERU選手は、大月と戦いたいですか?

SHIGERU    めっちゃやりたいですね。
仲良いんですけど  笑
飲みに行ったりもしますし、今週も会うんですよ。

大岡    ほぉー。

SHIGERU    でも、やりたいって言ってくれればやりますよ!
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大岡    大月晴明が戦いたい相手として願い、復帰した理由のヤスユキとの戦い。
この、大月晴明の思いを知ったのはいつですか?

SHIGERU    うーん、大月さんが復帰するより、一歩手前だったかなと思います。
ジムメイトから聞いたかなぁー?
それを聞いた時は、意外でしたねー。

大岡    それを聞いた時のSHIGERU選手は、ヤスユキ選手って知ってました?

SHIGERU    その時は、知らなかったです。

大岡    で、大月晴明が戦いたい相手というご指名のヤスユキとSHIGERU選手が戦える時って、モチベーションにならなかったですか?
「お前が、大月さんと戦う?なめんなよ!」的な感じとかは?

SHIGERU    その時は、大月さんが戦いたい相手なのに、
「俺が先にヤッちゃって、すいません」
って、そんな感じでしたねー。

大岡    笑  じゃあ、やはりモチベーションは上がらなかった!と  笑
もう、辞めたい。
もう、辞めたい。
いつ辞めようかな?
が、つきまとっていた感じでしたか?

SHIGERU    ほんと、それぐらいでしたねー  笑
で、ヤスユキに負けて、辞めようと思ったんです。

大岡    えっ!でも、辞めるには良いきっかけだなというのがありますよね。
チャンスだ!ぐらいの感覚ですか!?

SHIGERU    そうでしたね。
結婚とかの事もあるし、ボチボチのタイミングだなと思って。

大岡    あの試合は、ハイライトしか見てないですけど大きな怪我とかしてないですよねー?
辞めたいと思ったから、その時は練習もしばらく休んだりしましたか?

SHIGERU    練習は、すぐ再開しましたねー。
とりあえず、会長の目が怖いから、とりあえず行っとこうかぁー、
みたいな感じですよねー  笑

大岡    で、結局は辞めるきっかけが見つからない!  笑

SHIGERU    まあ、それでうやむやになって、
「また試合組まれたわー、やんなきゃー」みたいな感じです  笑

大岡    いやー、浜川会長の力は大きいですね!
ファンは、浜川会長に感謝しないといけません!
もし、あの時に浜川会長が
「さすがに、SHIGERUの負け方みたら、ちょっと声かけれねぇなぁー」ってなったら辞めてるわけでしょ?

SHIGERU    そうですねー。辞めるチャンスですからねー。笑

大岡    「SHIGERUは、まだ来てねぇのかー!」みたいな感じでいてくれたから、今があるんですね!

SHIGERU    辞めていいよ感が出てれば、辞めてましたね。
今は、そう思わなくなったんですよね。
でも、やっと引退の話になりますけど、ずっと頭の片隅にはあるんです。
ダメージの蓄積への意識ですね。

明日に続く。
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SHIGERU    僕は正直な所、ヤスユキと戦う時は、メリットが無くて嫌でした。

大岡    ほぅー。

SHIGERU    ヤスユキが嫌じゃなくて、試合自体が楽しみでも何でも無かったんですよね。

大岡    試合前から気持ちが乗らないというか、燃えるものが無かった感じですか?

SHIGERU    しかも、お正月を挟んでの試合だったんで 笑
「ヤスユキ?知らねぇし!」って思ったりして。
いや、もちろん知ってますけど  笑

大岡    笑   あの時は業界筋の評価では、SHIGERU選手の圧倒的有利的な予想だったんじゃないですか??

SHIGERU    でも、そうでもないですよ。
たしかREBELSのサイトでの勝者予想では、僕が不利でしたよ  笑

大岡    でも、モチベーションは上がらなくても、結果としてはSHIGERU選手にとって大きな分岐点となる試合だったんじゃないですか?
スタイルの変化も含めて。

SHIGERU    今は、戦ってよかったと思える試合でしたね。
僕が負けてる試合の相手って、
・町田光
・小宮山工介
・スターボーイ
・卜部弘嵩
・ヤスユキ
ですけど、ヤスユキ以外の4回って、終わった瞬間に「あー、負けたな」って思わされたのは、KOされた小宮山工介は別にして、そう思わされた唯一の相手がヤスユキですからね。
でも、もう一回戦ったら負けるとは思わないですし、別の内容になりますからね  笑

大岡    この試合を経て、選手本人並びに陣営も、新しいステージに向かうファイトスタイルへの変貌につながっていると思います。

SHIGERU    以前は、前に!前に!の選択が多かったですけどね。
町田戦は、負けた気にならなかったのが本音です。
コカされた印象の悪さはあったので、それは改善しています。
それと、町田戦は僕と打ち合っても厳しいと感じた上で、スカしてきました。
町田は、"激しくて、みんなが熱狂する試合"では無く、
勝利にこだわってきた。
負けたくないというのは感じました。

大岡    町田選手も、ヤスユキ戦の敗北にて、ファイトスタイルの変貌をしていく道を歩んでいた時期でした。
前進していく突進力の試合では、"ヤスユキには一生勝てない"という流れの分岐点だった時でした。
悠矢戦は、それがさらに加速していった時期に見えますねー。

SHIGERU    なるほど。

大岡    でも、僕の中では、ヤスユキ・SHIGERU・町田光の三人の対戦で、それぞれが戦い方や立ち位置も含めて、それぞれが大きな分岐点になって見えるんです。
それが面白いんですよね。

SHIGERU    でも、ヤスユキは変わらないでしょ  笑

大岡    笑  確かに、変わらないですね。
僕の中では、ちょっとありますけど。でも、ヤスユキ✖️カノンスック戦って見られました?

SHIGERU    あー、見てますねー。

大岡    栄基戦やカノンスック戦の頃と比べたら、変わってると思うんですよね。

SHIGERU    確かに、あの時は倒す気が強かったように思いますね。
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大岡    この無制限ラウンドって、SHIGERU選手が戦うとしたら、どうですか?
これ、嫌じゃないですか?

SHIGERU    めちゃくちゃ嫌ですね 笑
終わりが見えないのが嫌です。
終わりがあるからこそのスタミナ配分を含めたラッシングもできますからね。

大岡    これってスタミナがあるとか、心肺能力の機能が高い方が有利とは言えないんですよね。

SHIGERU    だから、大月さんみたいなパンチャーは、一発放つたびにスタミナは削られますよね。

大岡    それを踏まえて、このルールで、ヤスユキ選手にSHIGERU選手は勝てそうですか?

SHIGERU    この無制限ラウンドというルールでは、勝つイメージが薄れますねー。

大岡    例えば、8ラウンドくらいまでSHIGERU選手がヤスユキ選手よりポイントは取ってたとします。
けど、判定は無い。
で、ガス欠を起こしたら、攻めていた選手は一気に「死」が待ってます。

SHIGERU    ますます嫌ですねー  笑
一般の人から見たら、分かりにくい試合って感じになりそうですけどね  笑

大岡    これって桜庭和志✖️ホイス・グレイシーの90分で決着つくイメージなんだと思うんです。

SHIGERU    90分!?ヤバッ 笑
ディフェンスが上手くて、、、

大岡    我慢強い精神力が大事ですね。

SHIGERU    ヤスユキの試合に、盛り上げようという気持ちは感じたこと無いですからね  笑
その辺りの精神力の強さが出ますね。
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大岡    さっき、ヤスユキ選手と戦う時にモチベーションが上がらない話になりましたけど、、、

SHIGERU    僕っていままで、気分が盛り上がる試合って無かったんですよ  笑

大岡    笑  そんな事を以前のインタビューでも近い事を書いてましたねー。
藤牧戦までは、って感じだったような気もするんですが?

SHIGERU    いやー、あの後は、どうせやるならチャンピオンになるまでやるというだけでしたね。
最近まで毎回、
「もう、やめたい。もう、やめたい。」ですよ。
辛いし、減量もキツイし 笑
でも、町田光戦前かな?
試合前にワクワク出来たのは。
卜部弘嵩とか、どうでも良かったですし。

大岡    森井洋介も!?

SHIGERU    "人"っていうより、試合自体が嫌なんですよね  笑

大岡    アッハッハー!
いや、それで、ここまで勝てますか!?スゴイなぁー!!笑

SHIGERU    「もう辞めよう、辞めよう」
と思いながら、何故か勝っちゃってたんで  笑
「無駄に勝ってるから、辞めるタイミングがみつからねぇよ!」
って悩んでましたね  笑

大岡    アッハッハー!
トップどころを倒してるのに、辞めさせられないでしょ!?

SHIGERU    そうなんですよねー。
でも勝ったら、ジムからのプレッシャーもあるし。

大岡    わざと効いてないのに、嫌倒れしたら良かったんじゃ無いですか?笑

SHIGERU    でも、そこはリングに立ったら負けれないんですよね。
応援して見に来てくれてる人もいるし。
でも、僕は辞めたいんですけどね  笑

大岡    キャラクター、真逆です!笑

SHIGERU    まあ、そんなこんなで町田光戦が決まった時に、これなら皆んなが盛り上がるかなぁ?って思って楽しみにしてて。
お互いインタビューでも、
「最高の試合をしよう!」、
「5ラウンド打ち合いしよう」、
みたいな感じだったのに蓋を開けたら、
「えっ!?パンチ打ってこねぇじゃん!!」
てなって、試合中アピールもしてたんですよ。
「殺しに来いよ!」って感じで。

大岡    その時の町田光は、
「無の境地」のような方向性を目指していましたからねー。
ズレが生じてたんですねー、極めていこうとする道が。

SHIGERU    まあ、ある意味やられたって感じでしたね。

大岡    でも、そのズレが面白いんですよ。
この三人のファイトにおける変化や結果を踏まえた評価など、考えるほど面白いんですよねー。
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大岡    SHIGERU選手にだけは、ヤスユキ選手インタビューって、先に読んでもらってるんですけど、その中に書いてあった、
「KO負けしたら引退。その上でデスマッチ。」

要するに、負ければ引退するという話です。
この話を、どう捉えましたか?
年齢もヤスユキ選手とSHIGERU選手って同い年ですよね?

SHIGERU    はい、同い年ですね。

大岡    でも、ヤスユキ選手は負ければ引退のマッチメイクを希望してるのに、SHIGERU選手は最近モチベーションが上がってきたけど、元々は辞めたいと思い続けてきた。
無制限ラウンドなんて、絶対嫌と言ったり、ファイトスタイルもそうですけど、ヤスユキ選手と真逆ですねー  笑

SHIGERU    笑  
まあ、僕みたいなタイプは珍しいと思うんですけどね。
記念デビューくらいで、これで終わりくらいの気持ちでプロのリングに上がったら勝っちゃって。
二戦目も勝ったら、何故かランキングに入れられちゃって、
「おい、やめらんねぇじゃん!」ってなって  笑

大岡    笑

SHIGERU    んで、「じゃあ、負けたら辞めよー」って思ってたら10戦くらいまで負けずに来てしまって。
その時点で、結構な位置になってしまって、
辞めれる状況ではなくなってるのが分かって。
どうしようって、なってしまって  笑

大岡    アッハッハー! 笑   
実際、アマエリートだったんじゃないですか?

SHIGERU    いやー、アマでは結構負けてますよ。

大岡        じゃあ、どこかのアマ時代に分岐点があって、レベルが劇的に上がった自分って感じましたか?

SHIGERU    んー、なんすかねー。
学生チャンピオンになったんすよね。

大岡    なってるじゃないですか! 笑

SHIGERU    いや、でもKAMINARIMONとか、新空手みたいな大きい大会じゃなくて三回勝ったら優勝ですからねー。

大岡    じゃあ、ですよ?プロデビューの時も、鮮烈デビューみたいな言われ方とかもなく普通でしたか?

SHIGERU    いや、学生キックの王者が鳴り物入りでデビュー、って言われてた気がしますねー

大岡    やっぱり、言われてるじゃないですか!!  笑
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イメージと違うインタビューは、明日に続きます。
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僕は、SHIGERU選手にインタビューをお願いした。
何故?答えは簡単。
ヤスユキ選手と対戦し、尚且つ大月晴明とはスパーリングとは言え、交えてる稀有な現役選手だからです。
それと、僕の中で
・SHIGERU
・ヤスユキ
・町田光
この三つ巴には特別な感じに映るから、お願いしました。

すると、SHIGERU選手の今までのイメージにおけるキャラクターとは違う所がかなり出たインタビューになったと思います。
終始優しく、少し自虐的な、彼の本質が出たインタビューです。
では、どうぞ!
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大岡    今日は、よろしくお願いします!
今回のインタビュー前に、SHIGERU選手から、
「しゃべりは、苦手なんですけど」みたいな感じにおっしゃってましたけど、過去のインタビューを見ると、素晴らしいですよ!

SHIGERU    いやー、あれは僕の言葉を上手く綺麗にしてくれてるんで 笑
なので、あんまり頭の良さそうな事は言えないですけどー  笑

大岡    いえいえ 笑
まず、大月晴明をテーマにしてるので聞きたいのは初めて大月晴明の試合を見たのは、いつですか?

SHIGERU    キックを始めたのが、まず大学一年で、それから見たんです。
19戦18KOって話題だったのでYouTubeで見たのが、どの試合か覚えてないんですよねー。
増田さんとの試合が強烈だったのですけど、最初は藤牧戦かなぁー?

大岡    まあ、あれも強烈な試合で煽りVTRで使われてますよね!
小林聡戦も、ですけど!

SHIGERU    半端ねぇなぁー!って憧れましたね  笑

大岡    真似とか、当時しました?

SHIGERU    真似は、したかなー?
本当は、あんなスタイルをやりたいんですよね  笑
でも、あれをしても倒せないし、ジムからも怒られるし、今更変えれないんですけど  笑
本当は、あーいうのが好きなんですよ。

大岡    SHIGERU選手と大月晴明のスタイルは、全く違いますね  笑
SHIGERU選手は、大月晴明とスパーもしてるじゃないですか?
大月晴明のプレッシャーって、どうですか?

SHIGERU    大月さんとスパーをやった時は、僕は昔から大好きだったので攻略するなら…というイメージもありました。
やり方は、シンプルに「前に出る」。
下がって距離を作る形になったら、大月さんの間合いになって、その間合いでの駆け引き勝負になったら僕は勝てない。
で、距離を潰してスタミナ削っていくでしたね。
1Rは飛び込んで来たら、「オッ!!」ってなって見ちゃったんですけど、慣れてきたら段々と詰めれる感じになりましたね。

大岡    以前、映像見させてもらいましたが、アレってヘッドギア無しでしたっけ?

SHIGERU    大月さんだけ、ヘッドギア無しですね。
で、グローブは16ですね。
大岡    16オンスで、どうでしたか?

SHIGERU    まあ、最初にバーン!ともらって効いてないんですけど、なぎ倒されるようにバランスを崩すように持って行かれましたね。

大岡    腕っぷしが強い感じですか?

SHIGERU    まあ、そうですねー。
16オンス・ヘッドギア有りですから効いてないんですけど、ハイキックは一発もらいましたよねー。

大岡    あのう、SHIGERU選手は、前に出てガチャガチャのイメージを持つ人は多いですけど、
実際はミドルレンジで、ゲームをして機を見て連打ですよね。
でも、大月晴明とのスパーでは、それより前に出てる位置が近く見えました。

SHIGERU    いや、距離・位置は変えてるつもりないんですけど、間を取らない意識はありましたねー。
普通は、間合いを取って、様子を見て散らしてから行くんですけど、その最初の間を取る時間を削っていきました。

大岡    間を取ったら、駆け引き勝負しながら飛び込んでくる大月晴明のゲームになると想定してたんですね。
スパーは別モノですけど、僕の見た記憶ではSHIGERU選手が2Rから全て取ってましたよね?


SHIGERU        いや、スパーは別モノですから、試合だったら1Rで倒されてるかもしれませんからねー 笑
あと、2Rでもらったハイキックで倒されてるかもしれません  笑

大岡    確かに試合は、別モノですね。
それで別モノと言えば、ヤスユキ選手の大月晴明との試合で提唱している別物ルールである、
「無制限ラウンド、完全決着ルール」
というデスマッチですけど、
この二人が戦った時の結末をどう予想しますか?

SHIGERU    僕の予想?まあー、ヤスユキが勝つと思いますね。

大岡    おーっ!どういう展開をイメージしますか?

SHIGERU    大月さんのパンチが当たんないんじゃないかなと。
当たってもガード越しで。
後半になっていくにつれて、スタミナの部分でヤスユキが押していく。
無制限ラウンドなら、倒してしまうと考えましたね。
5Rとか3Rなら、仕留められないと思うんですけど、ヤスユキ勝利を予想します。
一発決まれば、、、というのはありますけど、もらうかなー?と思いますね。
でも、、、勝ってほしいのは大月さんです!!

大岡    おぉーー!!

SHIGERU    やっぱりレジェンドは、レジェンドのままであってほしい。
僕の中で、尊敬する人なので。

大岡    それでいうと、レジェンド・大月晴明とスパーをする時って、どんな気分でしたか?
やっぱり、胸に来るものがあったんじゃないですか?

SHIGERU    それはもう、僕がアマの時にトップ選手で、憧れの方だったので、こんな日が来るとは思ってなかったです。
まあ、レフティーでは、たまに会ってましたけど、スパーは大月さんの方からお願いして下さったので。

大岡    おぉーー!!そう考えると、
「オレもここまで来たかぁー」と感慨深くなりませんでした?

SHIGERU    「オレとやってくれるんだ、大月さんが!」
という思いでしたけど、半分怖いんですけどね  笑

大岡    その反面、「見とけよ!」ってなるんでしょ?
レジェンドって大変ですよね。
向こうはいつも食ってやる!って来られるわけですからねー。

SHIGERU    捨てるものが無い挑戦者の立場は楽ですよね。
(ここから、その他のスパー相手などの話になったので割愛します)
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大岡    僕は、内山選手ってすごいと思うんです。
ジョムトーンと戦うのはボクシングファンの間で、ハイリスク・ローリターンと言われてたんです。
僕から言えば違うんです。
ハイリスクな相手は、ハイリターンです。
試合の中で、内山選手は得られるものが大きい。
お金だけじゃないんですよね。
だから、内山高志はツワモノなんですよね。

SHIGERU    そうですよね。
ヤスユキって、戦ってもメリットがあるか分からない相手とかバンバンやりますよね。
もう、30歳ですから年齢的にも、一戦一戦の労力・疲弊も半端じゃないですから難しいはずですけどね。

大岡    そうでしょうね。

SHIGERU    僕は正直な所、ヤスユキと戦う時は、メリットが無くて嫌でした。

…このインタビューは、結構次回が楽しくなってますので、本日の夜にPart2をアップします。