今、エドウィン・バレロがいれば… | おおおかのボクシングBLOG

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最近、エドウィン・バレロがいれば…と思うことが最近多い。
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もし階級が変わってなければ、内山高志との試合なんか見たかった(亡くなった時はデマルコと戦ったのでライト級に上がっていたかー)。

エドウィン・バレロが生きていれば!

ユリオルキス・ガンボアや、
マルコス・マイダナ、
ダニー・ガルシア、
エイドリアン・ブローナー、
ブラッドリーやデボン、カーンなどの強者とのマッチメイクが見たかった!

そして!対戦相手探しに困っている感もあるパッキャオ戦なんて、想像するとたまらないものがある!
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…だが、もう亡くなって三年半も経つ。
月日が経つのは、早いものです。

もし、彼の試合をみたことが無い方がいれば、ぜひ試合を見てほしい!

プロ戦績27戦全KO勝利!
世界王者で、史上ただ一人のパーフェクトレコード保持者である。
あと、プロデビューからの18戦はすべて初回KO勝ち!の二階級制覇したバケモノ!!
こんな強すぎる男ゆえに、対戦相手を探すのも困難し、キャリアをうまく積めなかったところもある。

「アメリカで、キャリアを積めなかったのか?」と思うでしょう?

バレロは、元々キャリア10戦くらいでデラホーヤのGBPと契約して、アメリカの最大手テレビ局のHBO(メイウェザーはSHOWTIMEですけどね)での試合放送も決定してたのに、
アメリカのコミッションで、MRI検査をした際に脳溢血が発見されてしまったのです。
アメリカで、試合は出来ないとコミッションから宣告されて契約も解除されたと思う。
(2008年にようやくアメリカでの試合を認められるようになったはず)

そして、バレロがクサっていってしまいそうな所を帝拳の本田会長が拾った…というわけです。
なので、アメリカでキャリアを積めなく、
日本人だけでなく、他国の選手も対戦を逃げてしまっていたんです。
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そういえば、初めてテレビで見た試合は、
エドウィン・バレロ×阪東ヒーローだった。

これが、
「バレロが1RKO勝ちを逃せば、対戦相手に100万円を与える」

というひどい賞金マッチだった!!
でもまぁ、これが1RKO勝ちしてしまうんです。

言っておきますが、この阪東ヒーロー。
そこまで、悪い選手じゃないんです。
このバレロ戦の四~五年前に新人王決勝戦までいった選手で、相手は雄二・ゴメス!
ここで敗れてしまった。
それに、バレロに敗れた後に当時OPBF王者だった内山高志に挑んで、判定負けまで粘っている。
そんな男を、簡単に料理してしまうのが…

エドウィン・バレロだ!!

とにかく、パンチがおかしいくらい強い!
しかも、手は前に出しているのでモーションは少ないのだが、あれで何故バンバン倒せるのか、よくわからないパンチだった。

動きは、ぎこちなくて、
アゴも上がっている。
打ち方とかも不格好なんだが、とにかく当てる事には抜群の勘があった。
そして、スピードが早い!
まさに規格外!
で、潜在能力はパッキャオ並だったように思える本能で戦っているような選手!

南米のスラム街で野性的なスタイルを身につけてきたのだろうか…そんな、バレロが好きでしたね。


日本人選手では、本望選手や嶋田選手が挑戦した。
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アメリカでも、強豪アントニオ・デマルコと戦った!!
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それぞれの選手が、すごく策を練り、バレロをイラつかせようと、うまく戦っていた。
持ち味を殺そうとしていたが、それを王者として「弾き飛ばす!」試合だった。
というか、センスが違うというのが全てに見える試合だった。
徐々に、しのぐのに精一杯にさせていく姿が印象深かった。

時間がないので、今日はここまでー