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前回の続きとして、
次は、ソン・ジョンオについて書きます。
まず、スピード・技量・経験値は現在の日本王者クラスにも勝てる力量ではない!!
ただ、それはソン・ジョンオにとって、この試合では全てプラスの効果になっていく事となる。
ソン・ジョンオの戦い方は、中間距離でのフォームは拳を左右ともに前に出し気味でジャブが割と見づらいフォームとなっていた。
まあ欠点は、全てのパンチが遅い。
というか、遅れてる感じだ。
パンチも押すような感じでキレないだろう。
そして、テレフォンパンチに見えるが、タイミングがズレる嫌なタイプで、亀田興毅は簡単にもらいまくっていた。
あとソン・ジョンオは、ここは打たれるって場面はディフェンス感なんてないから縦ガードをガッチリして、隙間をパンチがくぐりもらっても、ただ真っ直ぐにベタベタとまっすぐ歩いてプレスをかけて行く。
序盤の3ラウンドからは、ひるむ姿がどんどん無くなっていく。
それと良かったのは、ボディ・顔面へとパンチをよく散らしていた。
このボディ・アッパーのテレフォンパンチぶりはある意味で感心した。
亀田興毅は、臆病になっていたのかコーナーやロープに詰まって、これを待ちの構えを選んでしまう。
ソン・ジョンオは、そこに計算があるコンビではなく、ただガムシャラにサンドバックをめがけて殴ってるようだった。
ボディ・顔面、パンチの種類なんて思い付きだ。
地元の友達が電話で、こう言っていた。
「ソン・ジョンオは、クリストバル・クルスっぽかったわー」
わかりにくい例えかもしれない。
ボクシング好きなら分かると思いますが「ラカンドン」の選手なのです。
ラカンドンといえば、ビクトル・ラバナレス。(あんな、リズムもパンチのフォームもメチャクチャな奴はなかなかいない!)
まあ、その辺りは長くなるので調べてみてください。
ソン・ジョンオのタイミングのズレ方、パンチの軌道、愚直な戦い方が少し似てると。
ただ、クリストバル・クルスのようないわゆるメキシカンの柔らかさはソン・ジョンオに無いですよ。
このソン・ジョンオの戦い方を、良い言い方をするとセオリーが無い!
僕のイメージするコリアン・ファイターはキビキビした動きがあるイメージだがそうじゃなかった。
でも、コリアン・ファイターの意地・心意気を見せてもらった。
ラウンドを追うごとに、嫌な表情をする亀田興毅。
相対するソン・ジョンオは、イキイキし、活気づいてた。
泥試合へようこそ!!って、ソン・ジョンオのセコンド陣はほくそ笑んでいただろう。
ソン・ジョンオは、技術面・スピードで負けていても、
「歴史的な三兄弟同時王者の長男で三階級制覇、七回防衛記録更新中の選手と最後に戦える」
悔いのないように、思い出に残そう!負けて元々!
全力で行ってやる!…という試合が、
「あれっ?日本ランカーと戦ったりスパーリングしても、いつもボックスでいなされてばかりの俺が…」
「当たる!当たる!!」
「俺にこんなに声援送ってくれたことなんて初めてだ!」
「俺でも世界に届くかも知れない!!」
「これぐらいの速さなら、経験した事なるよ!!」
「こんなパンチ、効かねーよ!!!」
「これがギネス記録?大したことないぞ!」
「日本!?ふざけるな!!
韓国のボクシングは死んじゃいないんだ!」
ソン・ジョンオの心中を察すると、もう死に物狂いだっただろう。
この諦めない意思!
僕は、ソン・ジョンオを讃えたい気持ちになった。
亀田興毅だったから、こういう試合に出来た。
韓国人だから、、とか関係無い!
僕は、元気をもらった。
これがソン・ジョンオについて思った事です。
あとは、ほとんど書いたけど明日に、
亀田興毅の敗因!と書き残しが無いように適当に思いを書きます。
それにしても、西岡利晃の事を書いた時と比べて、かなり適当です。



