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デラホーヤってそんなに好きではない。
でも、偉大な王者であることは間違いないです。
いわゆるデラホーヤの評価をあげた試合といえば、アイク・クオーティー戦やフェルナンド・バルガス戦だと、だいたい言いますよね。
でも、僕のデラホーヤの評価が上がった試合は、チャベス戦とミゲル・アンヘル・ゴンザレス(東京三太)戦です。
ライト、スーパーライト時代のデラホーヤは、良く出るジャブと高速ハンドスピードによるコンビというスタイルだった。運動量も多かったし。
ウェルター級戦線・多階級制覇路線へ向かい出すと左フック強振型のファイター寄りのボクサーになっていって、イマイチ好きになれなかった。
もちろん、それが上の階級で勝つためのモデルチェンジとは分かっていても。
さっき書いたチャベス戦やゴンザレス戦の頃は、デラホーヤが描くボクサー・ファイターの完成形だと感じさせてくれた。
左のリードで、あれだけチャベスをズタズタ・血まみれにするパンチの切れ味。リマッチを含めた二試合ともズタズタでしたね。
チャベスをあっさりと捌いて、高速ハンドスピードのコンビネーション。
やりたい放題!
なんて引導を渡し方なんだ!!
チャベスが落ちたとはいえ、ロートル化とまでは言わない時期だと思うし、熟練のパーリング・ブロッキングは健在だったはず。
それが全盛期のデラホーヤの前では、話にならなかった。
スーパー・フェザー級時代は、マッチメイクの巧みさを感じたりもしていた。
でも、ライト級、スーパー・ライト級の辺りから特に強い選手との対戦を組み出していったような気がする。
ミゲル・アンヘル・ゴンザレス戦は、好きでした。
っていうより、現在の日本人王者と比べたら、スーパー・フェザー級でも厳しいマッチメイクしてるか…。
若き日のオスカー・デラホーヤは、好きでしたね。僕の意見、割と普通だと思うですけどねー。
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