10月5日付日経新聞13面によると、米マイクロソフトは東芝と連携して『次世代DVD規格「HD-DVD」の映像 ソフトから直接インターネットに接続する技術を普及させるためのコンソーシアムを年内に設立する』ことを発表した。

記事によると、この技術を使用することで、映画鑑賞中に登場人物の衣装や持ち物などの商品がリモコン操作でインターネットを通じて注文できるようになるという。



 この記事から私が考えたことは以下の二点である。

それは、インターネットに対する意識の変化と、新しい流通形態である。



 まずインターネットに対する意識の変化についてだが、これは、インターネットが家電と密接に関係してきていることから考えられることである。

以前までインターネットのような情報通信は、パソコンや携帯電話といった「情報通信のためのハード」を個別に必要とするものであった。

しかしながら現在では、今回の記事で取り上げられたように、テレビやその他の家電製品が、インターネットなどの情報通信の「ハード」を担うものとして登場している。

つまり、情報通信に専用のハードが必要とされなくなったのである。

これはインターネットが、従来の「意識して通信する」ものから、「いつのまにか通信している」または「常に接続している」ものへと変化していることを意味する。

これからは、そのような意識のもとにインターネット技術が用いられていくこととなる
だろう。



 二点目に、今回の技術によれば映像自体が広告媒体となり、消費者と企業がダイレクトに繋がる。

映像コンテンツ自体の商業性が高まるとともに、アパレル業界を中心に新しい流通チャネルが生まれるのである。
今後の展開に大いに注目していきたい。