近年、応用力の低下が目立つと言われます


私の動物訓練の師匠は非常に厳しい人で
数えきれない程たくさん叱られました


そのひとつが

「何でもかんでも質問するな!」
でした



学校では
「分からない事は質問しましょう」
と教えられますが

社会に出てから必要になるのは“応用力”


「質問する事は大切だけど
質問のしかたひとつで大きな差が生まれる」
と師匠に教えられました


ただ漠然と「わからない」や
何でも「教えてもらえばいい」
など人任せではいけないという事です



質問する前に
・まず自分で考える
・考えた事をやってみる

色々考えた(試した)がうまくいかない場合
例えば次のような質問のしかたになります


「こういう考えで●●や○○を試してみましたが上手くいきません。
間違っている所や、他に方法があれば教えてください」

「○○についてですが、こういう考えで
●●を行うのが良いと思うのですが、問題はありませんか?」


このように
まず自分で考え行動する事が
応用力を養います
(※新しい事を始めて間もない時は疑問があれば質問しましょう)



これを教わってから
質問する事がほとんどなくなりました

だって、自分で考えたら
たいがいの場合答えは見つかります目


社会人になっても
1~10まで教えてもらわないと、何も出来ない人が多い気がします



基礎をしっかり身につけることが出来れば
あとはいかに応用するかです

それこそが
できる人とできない人の差ではないかと思います




最初に叱られたのは確か
用意された犬のハウスがボロボロで、すぐにドアが壊れて

「先生、新しいのに替えてください」
と言った時・・・


もの凄い剣幕で
「修理したら問題なく使える!豊かな生活が当たり前と思うな!
考えて、常に知恵を使って自分で解決しようとしなさい!」
と叱られました

懐かしい(´ω`;)


これ以降
不都合があればアイデアを出して使いやすくしたり
壊れたものも修理して、限界まで使うクセがつきました(笑)


当時は師匠が怖くて怖くて(今でもこわいけどw)
叱られて毎日泣いていましたが

“逞しく生きる術”を叩き込んでいただきました


師匠の元で学んだことが今の私の基盤になっているし
心から感謝していますキラキラ

※ちなみに師匠は美人の女性です
いかついオッサンではありませんwww





今は整体師の勉強をしていますが

これまで学んだ基礎や全てのことを
これからいかに自分で考え応用していくか

これが私の課題です



私だけではなく、また職種に関係なく
全ての人に同じ事が言えると思います


「わからない」
「できない」
普段からこの言葉をよく使う人は要注意です



そういえば私の祖父も
「できやん」と聞くと

「できやんできやんは、やる気がないからできやんのや!」
と怒っていたそうですw

本当に出来ない場合もあるので正しいとは言えないけど
やる気がないから出来ないことって確かに多いですね



話がそれましたが…

まずは自分で考えて行動してみる事を習慣にしましょう


家庭や学校などの教育現場でも
子供たちにこういった指導もしていただけるといいなぁ
と思います(´-`)。oO



追記:病院や整体院などに行かれた時は話は別です。
分からないことや気になる事があれば、小さな事でも先生に質問してくださいね(・∀・)