TNRって終わるの? | 同じ空の下から

同じ空の下から

野良さんのTNRとか子猫の保護とか里親探しとか、一応保護活動的なことやってるので、そんな日々の活動のことや保護猫のこと(たまに愚痴や心の叫び)。

TNRの捕獲は基本手術前日に行なうので、翌日の病院搬送時までは捕獲器のまま待機していてもらわなければなりません。

早くから捕獲してしまうとそれだけ長い時間狭い捕獲器の中に閉じ込められたままになってしまうってこと。

だからできるだけ捕獲は夕方から夜に行いたいのだけど、野良さんがいつもそこにいるとは限らない場所や状況がよくわからない場所、多頭や捕まる率が低い場所ではそうも言ってられない。



特に真夏の暑いこの時期の捕獲は考えてしまう。



今回のご依頼は、ご自身で手術の予約をされ、搬送もお迎えもreturnもご自身でやってくださるので捕獲のみのお手伝い。
というか、私がやらなくてもご依頼主さんに夕方から仕掛けてもらえば大丈夫だぞ!という状況でしたので、それなりのご指導をして捕獲もお任せしてきました。







ママ猫さんとその子供たち3匹、ママ猫さんのママさん(いわゆるババ猫さんね)の5匹。


夜、ママ猫さん以外は捕まったとご連絡が入りました。まぁ朝までは時間もあるし焦らなくても大丈夫だけど、でもみんなが捕まってしまってママ猫さん警戒心強くなってるかもしれない。
それに、一番手術をしたい子(今回で言うとこのママ猫さん)が捕まらないってことよくあることなので、ちょこっとアドバイスをし、引き続きご依頼主さんにお願いしました。



おかげで無事にママ猫さんも捕まり、予定していた5匹全て避妊去勢手術することができました合格

が!

このママ猫さん、また妊娠していたようで…

また堕胎となってしまった…ダウン



それに未去勢の♂猫さんもいるってこと…汗









翌々日にはまた別の場所で多頭をTNRをするボランティアさんのサポート。

自宅周辺は青空でいいお天気なのに、目的地の方角の空は真っ暗。嫌な予感はしたのだけど、現地は土砂降りに。さらに雷まで鳴り出して、捕獲現場のお家の前でしばし待機。
ちょうど雷雲の真下になっちゃったんだね。比較的空が開けてる場所だったので、ピカピカ⚡️ドッカン!目の前で次々雷が雷





もう写メなんて撮ってる場合じゃない。めちゃ怖かった〜(なので地面w)



雨降ってるのに猫さんチョロチョロしてるのは見えてたから、雷も通り過ぎ小降りになるのを待ち捕獲器設置。


15匹くらい?と言っていたけど実際のところ何匹いるかわからない状態。

だいたい言ってる数より多いって場合がほとんどだけど、まだママの後ついて歩いておっぱい飲んでる子猫ちゃん3匹(4匹かも?)含め、確認できた猫さんは11匹か12匹(1匹は同じ個体かどうかよく分からない)。
小さい子が多かったけど、天気も悪かったし大きい子は出てきてないだけなのか。





21時くらいまでに7匹捕獲。

ママ猫さんにくっついていた小さいちゃんたちはまだ手術できないし、捕まらなかった子もいるからこの現場は来月も入る予定。





もう一つ…TNRしなきゃなのはわかっているけど、どうしてもすぐに取り掛かれる気になれない場所がある。


“餌やりさん”が、自分がお世話している子たちはきちんと不妊手術して一代限りの命を守っていってくださってるのに、そこに次々遺棄されてく。

その都度TNR。

なぜ餌やりさんが、なぜ私が、その都度費用負担して不妊手術しなきゃならない?


そんなこと思ってしまい、TNRの意味を見失ってしまった。




子猫が増えなくても猫は増える。



なんでよ…もやもや




でもやらねば…

やらなくてはまた子猫も増えてしまう。




それとその場所…


餌やりさんは一人でない。
でもちゃんとTNRを考えてくれて費用も負担してくださる方は一人。

それこそ手術を済ませreturnした子を「家で飼うから」と連れて行く人も…お家の子にする気があったならもっと早くから連れて行き自分で不妊手術しろよむかっ

手術を予定していたのに、人馴れしていた子だからか見知らぬ方が連れて帰ったとか、それはそれですごく良いことだけど、とにかくこの場所はいろいろ振り回されてしまうので、なーんとなく気分がね…ショボーン



でも頑張る。予定はすでに組んであるから、やるよプンプンビックリマーク