歯肉口内炎 | 同じ空の下から

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野良さんのTNRとか子猫の保護とか里親探しとか、一応保護活動的なことやってるので、そんな日々の活動のことや保護猫のこと(たまに愚痴や心の叫び)。

前にも何回か書いたけど…保護っ子ももちゃん、口内炎でお口が痛くなるとごはんが食べられなくなります。



猫の口内炎の原因は、ウイルス性の感染症、細菌感染、免疫の異常、腎臓病や糖尿病、など様々です。


ももちゃんはカリシウイルスによるウイルス性の口内炎だそうです。
おそらく保護する前にカリシウイルスに感染し、その影響で免疫力が低下してしまっている、ということらしいのです。免疫反応の異常が原因らしいけど、はっきりとしたことはわからないんだとか。



まだ若いのになんだか若さがなく、痩せてるし、もしかしたらほかの病気もあるのかもしれないと思っていたけど、それも免疫力が低下しているからだって。

ちなみにエイズ白血病は陰性です。


ももちゃんのような歯肉口内炎の治療は原因がはっきりとしていないこともあり、確実な治療法がないため簡単ではないそうです。

抜歯の話もしましたが、結局取りきれず歯根が残ってしまい治らないんだよな~と。
抜歯をするならば歯科用レントゲンで残根がないかきちんと確認することも必要だし、完璧に取り除かないとダメだから歯科専門の獣医師いるところでやった方がいいって。

でも、ももちゃんの状態から抜歯では改善は無理だろうって…

それでも多少でも痛みから解放されるなら専門医のいる病院で抜歯するべき?
いやいや、おおよその額聞いたけど無理だわ。出せん絶望


そんなんで今後も今まで通り、抗生剤とステロイドとインターフェロンで痛みや炎症を緩和させる治療をするしかないんだけど。


ステロイドというと、つい大丈夫なのかって聞いてしまうけど、口内炎の内科治療としては教科書的なやり方だし、人のコロナの治療薬としてデキサメタゾンが使われる話もしながら丁寧に説明してくださいまして、結局ももちゃんのようなウイルス感染が原因の歯肉口内炎にはステロイドが有効みたい。


家の子②は歯周病からくる口内炎で抜歯しましたが、結局痛みは治らず、もうずーっと定期的(三週間から一ヶ月くらい)に抗生剤とステロイドの投与をしています。
家の子のかかりつけ医は保護活動始める前からお世話になってる保護っ子たちとは別の獣医さんです。


ちなみに家の子②使用のステロイドは長期持続型のデポメドロール。
ももちゃんの口内炎のこと調べてたらデポメドロールは使用しないほうがいいって言ってる獣医師多い。その理由も載ってたけど、デポメドロールやめた方がいいの⁉️ガーン


ももちゃん使用のステロイドはデポメドロールじゃなかったはずだけど聞くの忘れたあせる


今はネット検索するといろんな情報得られるからどれが良くてどれが悪いのか分からん汗
結局は私はド素人だから獣医さんにお任せするしかないんだけどあせる



ももちゃんの場合、痛くなると食べなくなるだけでなく手の届かないところに入り込み出てこなくなってしまいます。病院連れていきたくても籠って出てこないからホウキとか長いものでそこから出そうとしたりして無理に捕まえようとするから余計に嫌がって逃げ回ってしまいます。
なかなか捕まえられず病院行けないから、せめて何か食べてもらわなきゃとムースやスープとかトロトロの食べやすいの用意するのだけど、目の前にごはんを置きたくても近付くだけで逃げてしまうし、お皿を置いて寄ってくるのを待つとほかの子がそれを狙って飛んでくるし、なんとか食べられたと思ってもほかの子が横取りしに近付くと逃げるし、ほかの子が来ないよう見張ってるとももちゃんも寄ってこないしもやもや



注射してきて痛みが取れると普通に食べられるのになショボーン



でもこの普通の状態の期間が短い…ガーン


もうこんなんじゃ里親さんなんて諦めなきゃ無理だよねショボーン



ラクトフェリンがいいらしいので早速買ってみた。


錠剤や粉末よりクリーム状の方がいいかなとこれにしたのだけど、口回りを触られるの嫌がるももちゃんだから、歯茎に塗るのはなかなか難しくて苦戦しておりますあせる


家の子②は、それほどひどくなる前はセラプトとかドリームラブってサプリ買ってたけど、抜歯してからは止めてしまってたから家の子②にも。
家の子②はすんなり投与できるのになショボーン