ホルモン補充周期で胚移植を行った場合のリスクとは?!
私の通っている不妊クリニックでは、
ホルモン補充周期でのリスクについて詳しい説明はなかった。
移植周期=ホルモン補充が当たり前。
それが特別なことだとも思っていなかった。
治療方針については、
院長先生がその時点での最善を尽くしてくれていると信じている。
だからこそ「任せる」ことに迷いはない。
でも一方で、
クリニック側があえて説明しないリスクについては、自分で理解しておくことで防げるものもあるのではないか、と思っている。
実際、採卵のときもそうだった。
OHSSについて自分なりに調べ、理解したことで、
採卵前から意識的に予防行動をとることができた。
今回は、ホルモン補充周期での胚移植。
調べていくと、ホルモン補充には確かに多くのメリットがある一方で、
無視できないリスクも存在することが分かってきた。
これまでは
「子宮環境を整えてくれる」
「着床しやすくしてくれる」
といった良い面だけを理解していたけれど、
今回はあえて、
リスクの側面について整理してみようと思う。
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『妊娠高血圧症候群のリスク』
ホルモン補充周期では、
排卵が起こらず、黄体が形成されない。
そのため、妊娠初期から胎盤が完成するまでの間、
体は外から補うホルモン
(エストロゲン・プロゲステロン)
に完全に依存することになる。
では、自然周期ではどうなるのか。
排卵が起こると、黄体ができ、
黄体からは
・プロゲステロン
・リラキシン
(血管を柔らかくする物質)
といったホルモンが分泌される。
これらが作用することで
胎盤は子宮の奥深くまでしっかり根を張り、
血管は太く、柔らかく作り替えられていく。
つまり
血圧が上がりにくい体の土台が作られる。
では、ホルモン補充周期ではどうか。
・排卵しない
・黄体がない
薬でエストロゲンとプロゲステロンは補えるけれど、
黄体から分泌される
微量だけれど重要なその他の物質までは再現できない。
その結果、体の中で起こりやすくなるのが、
◾️ 子宮の血管が「細め・硬め」になりやすい
◾️ 胎盤が「もっと血流がほしい」とサインを出す
胎盤に十分な血液を送ろうとして、
母体の血圧が強く上がる。
この流れが、
妊娠高血圧症候群につながりやすい
と考えられている。
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じゃあ、これを防ぐには?
調べていく中で、
すべての鍵は「血流」なのではないかと思うようになった。
今の時点で、無理なくできること。
血流を良くするために意識していること
① 30分前後の軽い散歩
② しっかり食べる
・塩分は減らしすぎない
・良質な脂質(魚、オリーブオイル、卵)
③ しっかり寝る
(胎盤づくりは夜に進む)
④ 水分をこまめにとる
薬に任せた周期でも、
体はちゃんと準備をしている。
その邪魔をしないように、
血を巡らせ、よく眠り、よく食べる。
いま私にできるのは、
それくらいで十分なのかもしれない。