温泉宿は大きく分けて、掛け流しと循環式の2種類があります。
掛け流しというのは温泉本来の姿で、
湧き出るお湯をそのまま使い捨てにしていくという方法です。


昔はこれしか方法がありませんでしたし、それで充分でした。
お湯が枯渇するその日まで、その源泉を利用すれば良いのです。

しかし多大な費用をかけて温泉宿を形成するにあたって、
このままでは少々都合が悪いことになってきました。


いくら豊富な源泉でも、多くの宿でそれを消費すれば
すぐに足りなくなってしまうのです。
せっかくお金をかけて作った宿や周辺施設も、
源泉が枯渇してしまえばそれまでです。


これでは大きな無駄ですね。

そこで考え出されたのが循環式という、お湯を使い回すという方法です。
これなら源泉が枯渇するリスクを大きく減らせるというわけです。