想定外は、そもそも想定できないから、考えるだけ無駄だという議論もある。
確かに、時間と能力の制限もあって、想定できることはどうしても限られてしまう。
しかし、想定外を全く想定しなければ、想定の範囲は余計に狭くなるため、必然的に想定外のことはたくさん起きる。
想定外を全てつぶしていくためには、やはり時間と能力がどうしても足りない。
とはいえ、たとえ、時間と能力が足りなくても、想定外に無策で突っ込むのか、今できる最善を尽くし、覚悟を決めた上で突っ込むのかでは、違いが出る。真っ暗な中を暗中模索するか、懐中電灯で照らした上で行動するかは、初動で大きな違いとなる。
そうすると結局、想定外を想定しておくことが、想定外を乗り切るためには一番大事なことになるのかもしれない。