🔞BL閲覧注意!
『・・・オレは、
結局、振られるの?』
申し訳なさそうに
加害者ヅラをして、
そそくさと
パンツを履いてる。
そんな櫻井先生に
何だか腹が立った。
『て、いうか・・・
これ以上ムリだから』
『何で?何が無理?』
『だからさ・・・っ』
『だったらどうして
オレを誘ったんだよ。
最初っから、相手に
しなきゃ良かったろ』
『そ、それは・・・』
この人は抑えてた自分を
嘆いてるみたいだけどさ。
オレだって同じだったよ。
先生に嫌われたくなくて
自分の欲深な所は抑えて
物分りのいいフリしてた。
自分を偽ってた、とか
そういう訳じゃないよ?
でも・・・
最初から全てを
さらけ出すなんて、
普通は・・・ムリだ。
『皆んなそうだよ。
二人の時間を重ねて
より、相手を知って。
そりゃあ、その上で
別れたりもあるけど、
こんなんじゃないよ』
『・・・分かってる』
『だったらっ・・・』
『怖いんだ・・・っ、
俺、怖くなったんだ』
『怖い?って何が?』
オレがその顔を覗き込むと
先生は再び溜め息を吐いた。
その表情は何だか・・・
開き直ってる、ような。
そんな感じにも見えた。
『俺、結構モテるの』
『・・・自慢なの?』
やっぱり開き直ってる?
『違うよ。聞いて?
まあ、モテるからさ、
相手には困らないの』
『自慢じゃないの?』
『違うって。でね?
誘われたら適当にさ、
まぁ、3ヶ月くらい
付き合ってさ・・・
それで別れてってのを
繰り返してきたんだ』
・・・ああ。
それが貴方の言った
「深く関わらない」
って事なんだろうね。
『それで十分だった。
3ヵ月以上はちょっと
情も移っちゃうしね?
だから・・・お前も。
「あ、コイツ、
俺のこと好きだ」って、
そういうの敏感で。俺』
『あ、そ・・・///』
『でさ、最初は当然
そのつもりだったのよ。
また遊ばせてもらうか、
って、正直思ってたの。
顔も好みだったしね?』
『そ、そう・・・///』
『でも・・・ダメだ。
毎日、声が聞きたくて
何度も電話して・・・
会いたくて会いたくて。
気が狂いそうになって』
『翔・・・さん・・・』
『それでも、本気には
なってないって自分に
言い聞かせたりしてさ。
誤魔化しながら会って。
・・・それなのに、
どんどん好きになって』
これって、愛の告白///?
すげぇ恥ずいんだけど。
『これ以上は会うと
離せなくなると思って。
だから声だけでもって。
でもっ、声を聞いたら
余計に会いたくなって』
『は/// はあ・・・///』
『だからムリなんだよ。
別れるしかないんだよ』
あ・・・
結論は結局そこなのね。
・・・うん。
翔さんの言う事は
何となく分かった。
・・・オレのことが
めっちゃ好きなのも///
だけど、
だったら尚更でしょっ
「はい。そうですか」
って、別れたり出来ない。
『翔さんっ』
『うわっ?』
オレは、
めいっぱいの力で
翔さんの腕を引いて
その体をベッドに倒した。
つづく。
