NTTドコモは7日、11月の携帯電話の契約者数が前月に比べて1万7500件減少し、5212万件になったと発表した。同社の契約者数が減少したのは1992年の創業以来初めて。電話番号を変えずに携帯電話会社を乗り換えられる番号継続制度が10月24日に始まり、ドコモからKDDIの「au」に顧客が流出した。携帯電話の全契約者数も約9400万件を超え、伸び率は前月比0.4%増と鈍っている。
番号継続制度を利用してドコモから他社に乗り換えた顧客が11月だけで16万3000件に達し、通常の新規契約増加分だけでは補えなかった。一方同制度を利用した顧客の乗り換えで、auは22万5300件増加している。
ドコモは新機種の発売が間に合わなかったうえ、auのテレビCMの大量投入やソフトバンクモバイルの新料金プランなどと比べると話題性にも欠け、顧客を奪われた。 (23:27)
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT1D0706S%2007122006&g=MH&d=20061207
ドコモ、携帯電池130万個回収・三洋製、三菱電に供給
NTTドコモと三菱電機は7日、三菱電製の携帯電話「FOMA D902i」などに対応した電池パックに異常発熱・破裂の恐れがある不良品があるため、約130万個を無料で回収・交換すると発表した。同日記者会見したNTTドコモの石川国雄副社長は、「早期に信頼を回復できるように努めたい」と陳謝した。回収・交換費用の総額や各社の費用負担、業績への影響については、両社とも「集計していない」と説明した。
問題の電池パックは三洋電機の子会社「三洋ジーエスソフトエナジー」(京都市)が三菱電にOEM(相手先ブランドによる生産)供給したもの。不具合が生じる可能性があるのは、「FOMA D902i」など向けの電池パック「D06」型のうち、06年5月以前に製造されたもので、他社の携帯端末向け電池では問題はないという。
また、NTTドコモは三菱電以外の端末メーカーに電池パックの不具合の有無を問い合わせ、今回のような問題が発生していないことを確認したと説明している。〔NQN〕 (19:42)
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT3L0706H%2007122006&g=MH&d=20061207