【ニューデリー=山田剛】インド中央統計機構(CSO)が30日に発表した7―9月期の国内総生産(GDP)は前年同期比9.2%の増加となった。農業部門が1.7%増と伸び悩む一方、製造業は11.9%増と2期連続で二ケタ成長を達成。四半期ベースで史上初めて製造業が農業を上回り、安定成長を続けるサービス業に次いでインド経済のけん引役に躍り出た。
今年度上半期(4―9月)のGDPも前年同期比9.1%増の成長を記録した。
製造業では鉄鋼、セメントなどインフラ関連や自動車、輸出の主力である繊維産業が軒並み好調。4―9月の鉱工業生産指数は「基礎金属・合金」が19.2%、「繊維製品」が15.4%の大幅増となるなど、17業種中10業種で二ケタの伸びを示した。
一方、農業部門は主要穀物が増産となったが、中部の降雨不足などで落花生・大豆などの油糧種子が大幅減産。GDPは微増にとどまった。 (23:06)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061130AT2M3002E30112006.html