◎ デブリ取り出し騒ぎは何だ 8月21日(水)

暑い。今までで一番暑いと感じた。歩道のアスファルトの照り返しがすごく、ボア―

となる。風はあるが、温度計で40℃にもなる。財務省の数人の警備員さんは炎天下

で大変だ。経産省の警備員さんは1人で、熱中症対策で屋根の下にいるしミスト扇風

機もある。財務省職員の守衛さんの方はホースで水を撒き続けている。歩いている人

も暑そう。顔見知りになった歩行者の男性が鳩にコメをやった。コメは持ち歩いてい

て鳩などがいると撒くそうだ。鳩と雀がやってきてついばむ。保っちゃんがやったお

ムスビよりコメの方を好んでついばんでいた。

今日の東京新聞には原発のコスト高が載っていた。アメリカは3.11以降、13基の原

発廃炉を決めたそうだ。日本は拡大の方向だ。また、22日に、福島原発のデブリの

回収に着手するニュースがされていた。3gを取り出して、分析して、その後を決め

ると言っていた。880トンもあるのだ。このことについて当番と規制庁抗議から回っ

て来たOKIさんでアレコレトークした。翌日22日の報道では、考えられないような

「ミス」で回収は失敗した。東電とはそういう会社だ。

◎地球環境破壊する原発(核発電)の費用を国民に払わせるな! 8月23日(金)

前週(8月16日)は台風7号の為座込み・抗議行動を中止したことを詫び、<脱

原発、再稼動反対、運転延長反対、経産省は嘘をつくな、原発は安く無い、…>の

コール。佐藤さんが、原発を作る製造費を電気料金に上乗せする経産省の企みに国

民がもっともっと怒るべき、ウクライナの問題で安斎育郎の「ウクライナ戦争論」

改訂版を紹介し「ブチャ虐殺はウクライナ兵がやったのではないか」と述べ10部

配布。原発に多くの人が関係していて止められない(元日本原電理事発言)と同様

に、戦争で三菱重工の売上・株価が上がっていることを憂い、国際政治学者立山

良司さんの中東の戦争をネタニヤフのみならず軍需産業も望んでいるとの発言

(プライムニュース)を紹介。

平岡さんが、暑い夏の中、東電がデブリ取出し中断、世論操作ではないか、

福島原発事故の処理はできない、日本各地の原発稼働を止めよう、長い闘いになる

かも知れないが一緒に頑張っていこう。

火炎瓶鉄さんが、未曾有の原発過酷事故は収束していない、廃炉工程自体が間違い

ではないか、なぜGX推進法なのか、あなた方も霞ヶ関に居られなくなるのでは?

のあと、<経済産業破壊省、原子力亡者恥を知れ、フクイチ事故は終わってない

ぞ、…>コール。白倉さん(暴風雨の先週も経産省前に立った)が、1923年の

関東大震災、1926年に水俣病で漁民が訴え、石牟礼道子さんが水俣病に侵さ

れた子どもの大きな写真を持って通産省に向かって立った、その後、環境庁設置、

今の核開発は鉱山の発掘から燃料棒製造から原発稼働から使用済核燃料処理と差

別構造の上に成り立っている、46億年前に誕生した地球に動植物から出来た土、

邪魔になったものを海に流してしまえば人間の勝手、土と海を大切に。

守屋さんが「座込め、ここへ」と「水に流すな」を歌い、汚染水の海洋投棄を非

難。三上さんが、米国大統領戦から国家主義を考え、自民・立憲の選挙でも国家

主義への対峙を。奥内さんが、海の生き物は人間に怒っている、海を汚すな、

貴方たち経産省に毎週抗議し続けます。堀江さんが、とにかく原発を止めること、

廃炉にすることが最優先。9月23日に高浜全国集会がある(チラシ配布)。

小川さんが、朝10時からの最高裁への抗議、草野裁判官に降りるように訴え、

浪江出身の三原由紀子さんの短歌を聴いた、福島の現実を見よう。

10分超過したが、経産省への<脱原発、NONUKES、NOWAR、…>コールで終了。

◎ 平和は国に勝手な都合で決められる、冗談じゃない 8月24日(土)

・平和のなんたるかは、この国の勝手な都合に合わせて決められる。

麻酔なしで抜歯できそうな歯の浮く賛辞の応酬。ハリスはバイデンを、「並外れた

大統領」と紹介し(トランプが使いそうな台詞だ)、支持者たちが「サンキュー、

ジョ-」と讃える。それはガザの学校や病院に投下される爆弾に「ジョ-からの

贈り物」と走り書きするのに等しい。そしてバイデン政権の遺産はハリスに引き

継がれるとアピ-ルをした。バイデン政権はイスラエルに35億ドルを融資するこ

とを発表した。停戦の仲介者なのに日本円で約5千億以上の軍事援助、これも遺産

か。ガラスの天井の向こう側が見えるのならば、天井のない監獄の維持・強化に

加担していることを自覚できる筈だ。米国が示す停戦

条件とは、イスラエルがガザを支配・占領することへの米国の承認だ。

ハマスがイスラエルの停戦条件を拒否すれば、停戦を妨害し平和を望まぬなら仕

方ないとばかりに武力行使を続ける。受諾に前向きになれば更に受け入れ難い条

件を次々と追加する。イスラエルはそれを交互に繰り返すだろう。

断片的な報道をなんとか整理すると停戦交渉の途中でイスラエルが下記2を追加

したようだが、1はどうなのか?(新聞はしっかり報道せよ)

停戦条件の骨子は以下のとおり。

1イスラエル軍のガザ駐留。(軍政による支配。期限は?)

2イスラエルがガザとエジプトとの境界を支配。(ガザの完全包囲・封鎖。

いつまで?)3恒久的な停戦については先送り。(永久に議題にしない)

これでは国連安保理決議242号採択の1967年に戻すことではないか。ガザは

ワルシャワゲット-のままだ。

これがイスラエルとハマスの隔たりを埋める米国の新たな提案だそうだ。隔たり

を埋める?

そして24日(土)東京新聞夕刊によれば、米国はガザ・エジプト境界の一部からのイス

ラエル軍の撤収を要求。ネタニエフが要求の一部を受け入れたので、米国は境界での

他部隊の駐留継続を容認するという。想像を絶するペテン!つまり撤収しないという

ことだ。だがハマスには「撤収したから譲歩しろ」というだろう。

ハマスがイスラエルの停戦条件を拒否すれば、停戦を妨害し平和を望まぬなら仕方

ないとばかりに武力行使を続ける。受諾に前向きになれば更に受け入れ難い条件を

次々と追加する。イスラエルはそれを交互に繰り返すだろう。

停戦交渉中であろうとイスラエルは学校への空爆を続けている。それには米国から

の金と武器、ジェット燃料がいる。本気で平和を望むなら、米国はただちに凍結

すべきだ。ハマスはイスラエル軍のガザ完全撤収を要求している。停戦と完全撤収

は、何よりもガザ市民のために早急に必要だ。支援物資の缶詰は賞味期限がすぎた

ものがあり、子供用紙おむつもとっくにないという。だが、イスラエル軍の駐留を

認めて停戦するならば、ガザ市民を守るための国連監視部隊の派遣が絶対に必要だ。

だが、米国とイスラエルはそれを拒否するだろう。同様の決議案が米国の拒否権で

否決されたことが2001年にもあった。イスラエルの管理下ではガザ市民に安全も

人権もない。1982年のサブラ・シャティ-ラを思い出して欲しい。

米国が世界のリーダーだって? 驕るなUSA!

合衆国大統領は世界の、ではなく、米国だけのリーダーに過ぎない。No thank 

you .・ハリス、ハリス、鉤素と、釣具のことなら上州屋

ーー2024.8.24 朝刊1面ーー

朝日、東京は「処理水」。毎日、読売、産経は「ハリス」。

・初歩的なミス

ミス。しくじること、まちがい、誤り、失敗。格好つけないで欲しいな。これは

怠慢、怠け、手抜きだ。後方の安全確認をせずに車をバックさせたに等しい。

それをミスとは。そして、それを見出しに使う新聞。

・真のドリ-ムチーム

何が言いたい?脳が滑落しそうだ。リーダーシップとは統べることであって、

滑ることではない。

◎ ケヤキの葉が色ばんできた 8月25日(日)

好天。蒸した。台風が近づく前の気配。参加7人で気持ちの良いおしゃべり。経産省

の正門の外側の鎖のある部分(タイル、ポール、鎖とその下の暗渠)工事中のフェンス

がなくなっていた。老朽化していた部分を更新したようだ。

平日は(うるさいので)工事の車などを動かせず、土日だけしか工事しなかったから

長引いたのだろう(、という説が出た)。

ケヤキの葉が黄色になってきた。高音で傷んだのでは。去年もこういう現象はあ

った。ガンジーの横断幕「不服従・非暴力」は日曜日にしか出していないので、

ぜひテント日誌に出してくださいと藤原さんが強調しています。

◎ 台風10号ってへそ曲がりだよね 8月26日(月)

きょう辺りから台風10号の影響で雨模様のはずだったが、台風がちょっと左に曲が

ったお陰で、雲はあるが、晴れ間もあるといった天候であった。氷水を飲みながら

バナーとのぼり旗を急いでセットして木陰の下に逃げ込んで一段落。温湿度計を見

たら気温39℃、湿度40%。気温は氷水を飲むことで何とかなっているが、汗かき

の私には湿度はどうしようもない。ときどき吹いてくる風が唯一の救いだ。

 アピールは反原発ソングにお任せ。こんな天候なので人通りも少ない。蒸し暑い

外に出るより、エアコンの効いている省内の食堂を選択した結果だと思います。

 そんな所に三軒茶屋のMさんが発泡スチロールに入れた氷アイスを持って来られ

た。「融けない内に食べたほうがいい」と言うので美味しく頂いた。5人ぐらいい

るだろうとのことで沢山持って来てくれたが、最近は相棒のSaさんと二人しかい

ない事が多く、きょうもそうだった。後から来たたんぽぽ舎のTさんに食べて貰お

うとしたが「今、幾つも食べたばかり」とのだった事。

 お二人はきょう第1回目を迎えた「あぶくまかい」の裁判の傍聴に来られたとの

事。Nさんの話によると「あぶくまかい」は原告2人で立ち上げたもので、これま

で裁判所に相手にされて来なかったが今回、3回に渡って裁判が開かれる事になり、

きょうが第1回目ということだった。昔、チラシを貰った記憶があるが、そのまま

にしてしまった! 日々の忙しさに流される生活を送っているので反省しないと

いけないと思わされました。

 午後3時過ぎにNさんが戻って来られた。前後して練馬のTaさんが「クルド人

に対するヘイト問題を考える緊急集会」のチラシを持って来られた。半分融けて

しまった氷アイスを皆で美味しく頂いた。「クルド人‐‐‐集会」には私も行く予定

だったので事務所で一休みして3人で参加しました。

 ◎ 天気に振り回されるなんて嫌なんだが  8月27日(火)

今日は、おかしな天気であった。事務所に行く途中の内幸町駅を出ると雨が降って

いたが、事務所に着いて座り込みの準備を終え、出発する時間になると太陽が出て

いて雨は止んでいた。経産省前に到着して、セッティングを始めると太陽は出でい

るのに雨が降って来ては止んだり、降ったり、子供の頃に「お天気雨だ~」と喜ん

だ事をフット思い出した。その後、短時間で雨も上り、蒸し暑い中での座り込み中、

通りがかりの中年の女性が大きな声で「ご苦労様です」と声をかけてくれたので、

反射的に思わず手を振っていた。後半の当番者が到着したので、帰途に着いたが、

撤収作業時の天候が気になった。

◎ 川内原発1号機の稼働延長ってなんだ 8月28日(水)

暑い。台風が騒がれていたが、速度が遅く雨の心配はなかった。米撒きおじさん

が通り、お米を撒いた。ちょうどその時は足の悪い鳩しかいなかったので、

そのハトはゆっくりと食べたような気がした。

水曜日の規制庁抗議から、OKIさんが回ってきて、遅番の佐藤さんが来るまで

と座り込んでくれた。規制庁では、敦賀原発2号機の原子炉建屋の真下の断層が

活断層の可能性があることを認めて、再稼働を認めない判断をした。

また、今朝はニュースで川内原発1号機が、40年以上の延長が認められて原子

炉を起動する作業に入ったことを言っていた。木村ゲタさんたちは、抗議行動

をしたそうだ。

◎ 外国人の男女ペアと会話 8月29日(木)

Inさん、Yoさんと3人で設営。その後、お二人の北区仲間のKoさんが参加、地元

で取り組むアンケート活動の相談を始める。13:00頃、若い外国人の男女ペアが

立ち止まり、私たちのバナーを興味深気に見上げているので、Inさんが男性に

”Whereare you from?" と話しかけると、男性が"I'm from Canada." 

と答えた。Inさんが”What do you think about nuclear power plant?" 

と聞くと "It'snesesary, because global warming isserious.

(地球温暖化対策のためには必要だと思うよ。)"

と答えた。私たちが浮かない顔をしているのを見て ”May be she is defferent.

 Sheis from Germany.(彼女は違うんじゃないかな。彼女はドイツ人だから。)

と言って連れの女性を指さすと女性は”We stopped nucear pour, just because

Fukushima.(私たちはフクシマがあったから原発をやめたのよ。)"と誇らしげ

にほほ笑んだ。

Inさんは男性にチラシを渡そうとしたが、"I can't read

Japanese."と言って受け取らずに去って行った。この後、あの男性が女性と話し

て考えを変えてくれればいいがと思った。14:00近くになりYoさんとKoさんは

東京新聞の100周年記念イベントを聞きに行くと言って東京新聞本社ビルに向か

った。入れ代わりにOkさんが参加、同時に雨が降り始めた。雨をしのぎながら

Okさんが昨日参加されたという学術会議問

題の集会の様子などをうかがう。14:30

Taさん参加。幸い雨は1時間程でやんでくれた。時間になりTaさんと2人で撤収、

事務所内に雨で濡れた道具類を広げて干し、4737日目の抗議を終えた。

=====添付資料=====

・原発週報2024.8.21~8.27 編集:漆原牧久

=========デモ、集会==========

◆ 9月4日(水)原子力規制委員会抗議 午後12時から 

◆ 9月6日(金) 17時~18時 経産省前抗議集会(毎週)

経産省前テントひろば経産省正門 ◎経産省前の座り込み行動は、平日:12~16

時(月 ~木)、13~17時(金) 土・日・休日:12~15時

◆ 9月2日(月) 大間原発建設差し止め裁判 第32回口頭弁論

東京地裁103号 15時~  

大間原発裁判報告と講演会 16時30~ 参院議員会館

◆ 9月4日(水)第74回日本原電本店抗議行動 17時~

◆ 9月4日(水)第132回東電本店合同抗議 18時45分~

◆ 9 . 1 1「経産省前テントひろば」1 3 周年大集会

?地球を汚すな!核ゴミ増やすな!第7 次エネ計で脱原発~

  14 時~1 6 時

音楽 朴保さん

武藤類子さんからのメッセージ

テントを支える人たちから発言

鎌田慧さん(依頼中)

落合恵子さん(依頼中)

河合弘之さん

阿部とも子議員(調整中)

大椿ゆうこ議員(調整中)

経産省前テントひろばはかく闘う

座り込み担当メンバー

請戸海岸テント報告

テント弁護団

各地からのメッセージ

三上元さん(元湖西市長)

韓国李元栄イ・ウォニョンさん

木原壯林さん(老朽原発うごかすな!実行委員会)他

最後は朴保さん(歌)

お湯を沸かす為に核分裂を起こす愚かな装置原子力発電(核発電)を止めよう。東電

福島第一原発事故後13年5カ月が経過しました。

私たち「経産省前テントひろば」は、事故の半年後に経産省に対して事故責任を

とり事故被害者を救済し事故原因を究明し脱原発に政策を変えることを訴えて、

経産省敷地の一角にテントを建て泊まり込みを続けました。無念にもテントが

撤去されましたが、「経産省前テントひろば」は、全国の方々の支援を受けながら、

経産省本館前で毎日午後に交代で座り込み、毎週金曜日夕刻には経産省に向かって

1時間の抗議行動をし続け、毎月経産省・資源エネルギー庁に抗議・要請書を提出

しています。一方、福島は全く終わっていません。広島原発176発分の放射能が

まき散らされ、福島の山野に大量の放射性物質が残され大地や川や海を汚し続けてい

て、帰還できない地域があり原子力緊急事態宣言が今も解除できません。さらに、

東電福島第一原発(イチエフ)の「廃炉」の姿も定義も曖昧なまま「廃炉」まで

百年以上かかると言われ、今頃になってデブリ取出しに「気中工法」への切り替え

が提案され、ロードマップの見直しも進めず、新たな災害発生も心配されています。

イチエフへの地下水流入対策も失敗続きで、経産省・東電は地元や漁協との約束を

破り、130万トンを超える放射能汚染水を30年以上かけて海洋投棄し福島港・

太平洋を汚し続けます。スリーマイル事故(米国)でもチェルノブイリ事故(ソ連)

でも行われていない暴挙です。

また、各原子力発電所のプールには危険な使用済み核燃料が一杯になり行き場があ

りません。国の方針である「核燃料サイクル」は破綻し、六ケ所再処理施設は26

回も延期して今も稼働の見込み無く、万一稼働したらより大量の放射性物質を排出

します。半世紀前からの「トイレなきマンション」状態が今も続き、末代にまで

危険な負の遺産を押しつけています。

さらに、本年元日の能登半島地震が、日本列島における原発稼働の危険性を明らか

にし、自然が規制行政の大転換を訴えているにも拘らず、経産省が、昨年のGX推進

に続いて、第7次エネルギー基本計画で「可能な限り原発依存度を低減」の文言を

無くして原発推進を続けようとしています。

 

via 大本柏分苑
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