旗を5も出して気分(景気)を盛り上げた、 2月9日(金)

今日は天気予報でも、洗濯日和と言われる穏やかな陽気が続いた。セッティングをするにも、気持ち良くできた。旗を今日は5本も出して、景気を盛り上げた。旗の数が多いと、後片付けの方が、大変だと言うご指摘もあるようですが、座り込みの参加者が少なくなってきた折りにせめてもの景気付けだと思って頂けたらと思います。

2時過ぎに千葉県からおいでになった女性が一緒に座り込んだ。反原発の集会やデモには参加した事があるが座り込みは初めてだと言うことだ。柳田さんや木村さんや佐藤さんの知り合いだそうだが、3人とも今は、まだ来ていないが3時ごろには、木村さんは来ると思うと伝えた。それでは今日はチラシを配らせて欲しい。と言ってチラシをまきはじめた。今はポルトガルに在住し翻訳の仕事や、オリーブの樹を育てている等、快活なご様子だった。その後、Waさんや、Maさんとも話が盛り上がり、有意義に過ごされていたようだった。

 そのうちに、日高さんと言う男性の方が齋藤美智子さんを訪ねてきた。斉藤さんは今はここにきていないが電話をすると元気に受け答えをする事をお伝えした。太郎さんが久し振りにやってきて、浦和の地元で配布しているチラシを皆に配っていた。クルド人を支援する内容であった。経産省前には前ほど姿を現さないが、地元での活動で頑張っているのが分かる。私は4時になってから文科省前に出かけて行った。最近、文科省前の金曜行動は30名を超える人数が参加している。

3.11と能登半島地震で原発は終わり 2024年2月9日(金)

原子力規制委員会が入る予定の隣の元郵政省ビルからの工事音に遮られながらあちこちに電話。斎藤美智子さん(95歳)の家族と連絡できた、腰痛に耐えながら気持ちは経産省座込みだそう。経産省に請願提出の件で尋ねると、資源エネルギー庁原子力政策課宛とすれば1月の様に紛失は起こらないとのこと。福島県相双地方振興局には東電の海洋投棄が水質汚濁防止法を違反していないのか、総量で評価すべきではないかと質問。青い目の長身背広2人が座込みを撮影したのでNONUKESと私が叫んだらIagreeと答えて経産省に入った。

杉崎さんの「怒りのこぶしをあげよう」の歌で反原発を訴えて経産省抗議行動を開始。脱原発などのコールのあと、私が上記電話報告。白倉さんが、12年前の3.11を忘れずに抗議、志賀原発が稼働していなくて良かった、もし珠洲原発が建っていたら大変、原発なんてもう終わっている、新潟で液状化もあり柏崎刈羽を動かすべきでない、花角県知事も逡巡、今の自民党議員が金をもらっていて利権構造で原発推進、「明石モデル」で国民の為の政治をしてほしい、東海第二の対策工事に欠陥、非難燃ケーブル1400㎞が危険、原発が無い世界が可能、希望を持って共に頑張ろう。私から、日本原電は、昨日敦賀で火事、東海第二でも昨年10月末から4回も火を出した、いくら会社が火の車でもひどい。

若木さんが、能登半島地震を受けて井戸弁護士が話す2.26大間集会の差止裁判と報告集会の案内、木村から2月21日の院内ヒアリング集会の案内、石上さんが2月24日~25日の請戸川河口テントひろばからのミニツアーと学ぶ会(山川剛史さん)の案内。火炎瓶鉄さんがGX推進を批判し、戦争も原発も過ちを繰り返すな、3.11に原子力に懲りたと訴えて、経済産業破壊省、原子力は滅びの道、311を忘れるな、GX法廃止、脱原発、核廃絶、…のコール。

奥内さんが青田恵子さんの詩「3.11が近づくと」(2016年3月)を朗読、「避難計画なんてちゃんちゃらおかしい、3・11が近づくと心がだんだんとがっていく」。

守屋さんが、普通の庶民として声を上げようと話し、「座り込め、ここへ」と「水に流すな」を歌う。坂東さんが3.11が間もなく、14時から経産省抗議(テント)、17時から日本原電前行動、19時から東電抗議の案内。乱さんが、請戸川河口テントひろばの2月行動の案内、テント3.11集会案内に朴保さん予定、福島での汚染水もれ、敦賀のぼや、原発に限界が来ている、原発を終わらせよう。私から、ガザの飢餓と虐殺のひどい状態を確認して「殺すな」と訴えた後、脱原発・命を守れ・地球を守れ・未来を守れのコールで締めくくる。

(K.M)

今日は多くに人が寄られて嬉しい一日だった 2月10日(土)

風もなく春のような暖かさで気持ち良い座り込みだった。

Ogさんがお休みで残りの当番3人で静かに座っていると外国の方が通りがかり、女の子のバナーを撮影していたので声をかけたらアメリカの方だった。

官邸前で集会があるのではと行ったけど、誰もいなかったので食事に行こうと通りがかったようだ。昨年8月にユーチューブでアメリカが日本に原爆を落としたことに謝罪する動画を投稿したそうでそのことを記事にした朝日新聞のコピーをくれた。こちらからは勿論テントのチラシを渡す。彼らは虎ノ門の方に向かったが、食事をされた後また寄ってカンパまでしてくれて感謝です。

その後三茶のWaさんがおはぎを差し入れてくれたので神田の古本屋に行く途中寄ってくれた埼玉のKiさんも交えて美味しく頂く。土曜日は当番だけの日が多いのに今日は色々な人が来てくれて嬉しかった。

経産省が全館消灯なんて珍しいね 2月11日(日・祝)

私が12時ちょうどに経産省に到着すると、F原さんE藤さんS藤さんが座り込みの設営中。私も手伝い、横断幕6枚とのぼり旗9本を立てる。E藤さんはマイカーで、S藤さんは自転車で来てくれた。設営が終わり記念撮影すると、12時15分、E藤さんは帰る。

晴れ。日が当たって暖かい。風は少し強めで旗が良くはためく。経産省は全館消灯。予算編成が終わって3連休となれば、官僚は家族サービスに励んでいるのだろう。テントがあった交差点や虎ノ門交差点など、要所にはカマボコ(機動隊のバスの俗称)が配置。

今日は建国記念日。今は静かだがS藤さんによると、9時頃は右翼の街宣車2,30台が霞ヶ関の国道1号をぐるぐるUターンしながら宣伝し、壮観だったそうだ。全国各地で建国記念日(=戦前の紀元節)反対の集会やデモがある。東京では2時45分にお茶の水でデモがあるので、右翼はそちらを襲撃に行くだろう。

12時35分、T崎さんが来る。F原さんによると、Rさんは事務所で沖縄意見広告の振込み用紙の発送作業だそうだ。1時、S藤さんが帰り、入れ替わりT葉さんが来る。いつもは右翼の襲撃がないのを確認して短時間で帰るが、2時の日曜礼拝までまだ時間があるので、しばらく座り込む。要所のカマボコは移動を開始、やがていなくなる。

1時30分、右翼の9台が「外務省は軟弱外交をやめろ」と怒鳴りながら、Uターンせずそのまま通過。1時50分、T葉さんが帰る。座り込みの周りに数羽のスズメ、ハトが寄ってくる。F原さんはかき餅をハンマーで砕いてくれてやる。あっという間に20羽以上集まる。加えて今日はヒヨドリが2羽もお目見え。

2時30分、通りがかりの外国人がひまわりちゃんの「NO!NUKES」のバナーを写真に撮っていく。やはり外国人には英語のグッズが効果ある。2時50分、右翼3台がゲッターロボとガンダムとキン肉マンの主題歌を鳴らしながら通過。彼らにも少年だった頃があったのだ。

定時の15時で撤収。今日の座り込み参加者は6人でした。F原さんはふかし芋、ゆで卵、大根の切り身を、T崎さんは塩味かき餅とコンビニ丼を差し入れて下さり、ありがとうございました。荷物を事務所に上げると、Rさんが意見広告のポスターをプラカードに貼り付ける等の作業中だった。

雀が活発に動き回っている春近しか 2月12日(月)

きょうも朝から快晴だったが空気が思ったより冷たくて防寒服を着て丁度良かった。風の予報は3㍍となっていたが旗やバナーが目一杯たなびいていた様子から実際には5㍍は吹いていたと思う。気温は15℃なので体感的には10℃。防寒服を着て丁度良かったところから考えると間違いではないと思う(太陽熱で背中が暑いので防寒服を脱いだら寒くてすぐまた着ることになった)。世間的には連休の最終日なので経産省前の人通りはまばら。時たま通る人々も経産省の台座の前で写真を撮る事はあっても反対側にある旗やバナーを撮る人は残念ながらいなかった。

 暖かくなったためかスズメは活発に動いていた。隣の樹上に沢山のスズメが鳴いていた。降りてきた時に数えたら20羽を超えていた。去年いた足の不自由なスズメは見当たらなかった。寿命だったのだろうか。寂しい気がした。

 きょうの参加者は担当者2人と常連のHさん、Sさんと帰る時間に来られたⅠ元教授の5名でした。Ⅰ元教授とは久し振りだったので聞いてみたら、1月から㈪は休日が多かったので我々は3時に撤収していた後に(4時までだと思い込んで)来ていたことが分かりました。Ⅰ元教授は携帯を持たない主義者なので、これまでも緊急の時に連絡が取れなくて困ったことが幾度かあった。

2月13日(火)座り込みは、晴れ、それほど寒くもなかった。

座り込みは5~6人。川内のE氏もきてくれて、続けて来てくれるそうだ。

 原発では汚染水放出が焦点となっているが、8月の第一回汚染水放出以来10月と續き、海を、地球を汚染させ続けるつもりだ。何としても阻止しなければ地球は回復不能になる。

対抗して我々は座り込みを続け、原発そのものの廃絶をめざし、それを掲げた大きな天幕を掲げている。その天幕の絵、文字も鮮やかで、書いた人の努力も伝わってくる。経産省前には鳩も一杯いて、人おじもせず、えさをやると、群がって、くらいついてくるし、なくなると、こちらに迫ってくる。やらないとこちらの肩に登って、請求してくる。

 我々も鳩に負けずに脱原発を要求、実現することに、頑張らなければと思わされた次第だ。2011年の原発事故から14年、反原発の旗をたて、テントを張り、座りこんでから14年、まだ脱原発は実現していないが、脱原発の声は日本を覆っている。われわれは一歩もひかず、頑張り続けるならば、日本を原発から撤退させることも可能だ。まだまだ我々は頑張り、座り込みを続けなければならない。

脱原発運動の古典ともいうべき本あり、お貸しします 2月13日(火)

14時少し前に着くと、Ogさん、Edさん、Ymさんの他に瓦せんべいさんというご婦人が座り込みに加わっておられた。角にテントがあったころからのお仲間とのこと。今日の気温は20度まで上がり、4月中半の気候とテレビが言っていたが、風が少し冷たいが、手がかじかんだ先日とは大違いで気持ちいい。直ぐにAsさん到着。漸次Ogさん、瓦せんべいさん、Ymさんが帰られ、15時にはEdさんも帰られた。特に記すべきことなく、16時に終了。畳んで事務所に戻る。

 家を出る前、アマゾンで注文した、坂田静子さんの「聞いてください」 脱原発への道しるべ(オフィスエム 2011年)が郵便箱に入っていた。電車のなかで読みながら来た。1970年代から反原発に関って来た人で、1998年、胆のう癌で亡くなられた折、わら半紙にガリ版刷りの「聞いてください」を1冊の本にまとめてほしいという最後の望みを娘さんに託し、それが実現されたものだ。

 坂田静子さんは長野の人で、イギリス人と結婚した長女はドーバー海峡のガンジー島に住んでいて、そのふたり目の子が1976年に生まれたが、生後数時間の命だった。対岸にはフランスのラ・アーグ使用済み核燃料再処置工場があり、翌年、日本からの使用済み核燃料を大量に引き受けるための拡張工事が始まり、坂田さんは危機感を覚え、反原発運動に入っていった。

 「最初の章にムラサキツユクサの警告」がある。これは京大の市川定夫博士の研究に基づく、放射能を受けた「雄しべ」の細胞が突然変異を起こして青からピンクに変わることを明らかにしたもので、当時、静岡の浜岡原発周辺に植えられたムラサキツユクサで実証された。植物界で起こるだけでなく、細胞分裂の盛んな胎児や乳幼児への影響が心配された。

 このムラサキツユクサと市川博士のことは、福島第1原発1号機が着工された1967年あたりから、同様に浪江町の棚塩地区三枚岩に建造を予定した東北電力による浪江・小高原発建造に反対した舛倉隆さんの活動記録、「原発に子孫の命は売れない」(恩田勝亘著、七つ森書館、2011年)にも出て来る。舛倉さんはムラサキツユクサを自宅の庭に植え、ピンクの斑点が見つかったときに写真に撮って市川博士に送り、福島第1原発から放出された放射能は棚塩まで届き蓄積されていることが、裏付けされた。

 「聞いてください」は読み始めたばかりで、読み終わるまで数日かかりますが、「原発に子孫の命は売れない」とともに、反原発運動の古典とも言うべきふたつの本でしょう。まだ読んでおられない方、興味ある方、声をかけてください。2冊とも所有していますので、お貸しします。

 石上さんの文章を読んで、私の書棚に眠っている『まだ、まにあうのなら』のことを思い出しました。これは1987年、前年に起きたチェルノブイリ事故に触発されて原発について勉強を始めた一主婦が、チェルノブイリの悲劇を繰り返さないために日本の原発を止めましょう、と訴えた本です。

残念ながら、「まだ、まにあうのなら」という彼女の願いはかなわず、311の惨事が起きてしまいました。311を防ぐことができなかったために甲状腺がんになってしまった子どもたちのことを考えると、私は涙が止まらなくなります。『聞いてください』『原発に子孫の命は売れない』もぜひ読んでみたいです。

能登でなく、原発は代々木公園にでも作れ 2月14日(水)

今日は暖かい。風もない。バナーは上手に張ることができて気持がいい。

通行人はマスクをしている人3、してない人7くらいの割合か。コロナが流行っているといわれているが、人々はあまり気にしてない様子。

ヨーカンさんが規制庁抗議から回って来たが、すぐ、自衛隊員の靖国参拝と宮古島神社参拝問題の抗議集会が衆院第一議員会館で開かれるのでとそこに向かった。

通行人が「チラシを下さい」と取っていく。通行人が「能登をみても、原発を田舎の貧しいところに造っている。代々木公園にでもつくればいいんだ」と意見を言われた。女性がカンパしてくれた。その人は「ずっと前には国会前やテントにもきた。職場を定年で退職してからはここに来ることも無くなってしまった。すみません。がんばってください」と言われた。国連に対して、日本の表現の自由規約違反を訴えている人が、日弁連が作った三つ折りリーフを持ってきてくれた。今日は9人。

本当だ、地震の国に原発はいらないのだ  2月15日(木)

Inさん、Yoさんと3人で設営作業。時節外れの陽気で、上着なしでも十分過ごせる温さだ。郵便ポスト脇の街路樹にはスズメが10羽程集まりチュンチュンとかわいい鳴き声を響かせている。私はipadでいつも反原発ソングを流し始めた。

13:40 Okさんが参加。Okさんは3月11日の東電前集会の実行委員をしており、準備に忙しいようだ。今夜は4年前に青森に移住し今は青森市議会議員をしている小熊ひとみさんのzoom学習会がある。彼女が東京にいた頃の思い出話などで盛り上がる。

14:00 Taさん参加。私は胸に「地震の国に原発はいらない」背中に「フクシマをくり返すな」のゼッケンをつけたいでたちで経産省の周りを3周した。戻って来ると通りかかった黒いスーツ姿の女性がカンパをしてくださった。15:50 Iwaさんが参加、ひとしきり政治談議に花が咲く。時間になり、Iwaさん、Taさんと3人で撤収作業し、4541日目の抗議行動を終えた。

◆ 月例祈祷会 2月20日(火)午後2時30分

  会場:経産省前テントひろば JKS47士

 14:30 ~ 芸能の時間 「月例祈祷会」 

◆【院内ヒアリング集会】 2月21日(水)

能登半島地震が教える原発の危険性 地震はどこでも起こる、退避も避難もできない 日時 2024年2月21日(水) 13時30分~18時00分 会場 参議院議員会館 B102会議室

◆ 2月25日(日)第1回請戸テントひろば学ぶ会

 -処理した汚染水の海洋投棄問題を考えるー 

海水分析の体験をふまえて

時間 2月25日(日)13時30分~16時

会場 双葉町産業交流センター 1階会議室

講師 山川剛史(東京新聞編集委員 原発や再生エネなどの担当)

       問い合わせ先  080-5565-3199(吉沢)

                090―9424―7478(黒田)              

2月26日(月) 大間原発差し止め裁判第31回口頭弁論

 終了後16時30分~ 裁判歩国と講演会 参院議員会館

◆ 3月1日(金) 経産省前抗議集会(毎週)

17時~18時 経産省前テントひろば(1月23日金は休みです)

◆ 3月11日(月)に経産省前集会(14時~16時)

「能登半島地震と志賀原発」の報告を中心に

今年の3・11集会は1月1日に発生した能登半島地震と志賀原発の状況と

報告を中心に行います。


via 大本柏分苑
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