指回し体操ってやったことありますか?
やったことがあると即答した人は40代以上ですね(笑)
今回は脳の活性化につながる指回し体操と簡単な計算について書いていきます。
目次
1.指回し体操の効果
2.指回し体操のやり方
3.なぜ簡単な計算が脳の活性化につながるのか?
4.まとめ
1.指回し体操の効果
1992年に一般的に栗田昌裕先生によって発表された指回し体操は、脳の色々な部分を使う為、様々な機能を活性化する効果があります。栗田先生曰く「手の指の動きは、人類の進化の過程でいちばん最後に発達した、最も複雑で優れた運動機能です。たとえば、物を作るとか、字を書くといった、文明的な活動はすべて、手の指の進化と共に発達しました。指を動かすことは、脳のあらゆる部分を活動させることにつながります。ですから、指を動かすことによって、運動をはじめ、言語やイメージ力、感情や情緒、自律神経の働きなど、さまざまな脳の機能が活性化するのです」とのことです。
要は、疲れがとれる、イライラがなくなる、肩こりや目の疲れがやわらぐ、心も身体もすっきりして気分が軽くなる、脳が活性化して若返るなどの効果が期待できるということなんです。
2.指回し体操のやり方
1. 両手の5本の指を合わせて、ふっくらとしたドーム状の形を作ります。
2 .それぞれ対になった指を、互いに触れ合わないように回します。
親指、人差し指、中指、薬指、小指の順に最低20回ずつ回していきます。(薬指は特に回しにくいので、最初はゆっくり動きを意識しておこなうと良いです)
3 .回す方向は、右手の指を付け根から見て時計方向に回すのが基本です。慣れたら反対側にも回してみてください。
最初は指が触れないように丁寧に行い、慣れてきたらスピードを上げていくとどんどん効果が高くなっていきます。
3.なぜ簡単な計算が脳の活性化につながるのか?
記憶力や思考力、創造力、コミュニケーション能力といった高度な知的活動や精神活動は、脳の「前頭前野」という部分が司っています。この前頭前野を効果的に鍛えるのが、脳トレで有名な脳科学者の川島隆太先生が提唱する簡単な計算なんです。
1+2+3などの簡単な計算を数多くこなすことがポイントで、いつでも、どこでも気軽に行うと続けやすいかもしれません。
4.まとめ
ここまで読んだら、指回し体操と簡単な計算がなぜ脳の活性化につながるかが分かったと思います。
どちらも場所を選ばず行える運動なのでぜひやってみて下さい。