普段から運動をしている人もそうでない人も、意識して臀筋(お尻の筋肉)を鍛えた事がありますか?
本格的なトレーニングをした事のある人以外はおそらく誰もいないと思いますが、絶対にやっておく必要があります。
そこで今回は何故尻トレをする必要があるのか書いていきます。
目次
何故臀筋を鍛える必要があるのか?
臀筋の鍛え方
まとめ
何故臀筋を鍛える必要があるのか?
まず何故臀筋を鍛える必要があるのかですが、臀筋が不足すると慢性的な腰、背中の痛み、下肢のしびれなどが出てしまうからです。特にデスクワークをする人は、代謝に大きく関わっている臀筋群を柔らかいクッションにしてしまっている様なものなので、支える筋肉が少なくなり筋疲労で筋肉が硬くなり、痛みが出て、神経を圧迫して痺れも起こってしまうのです。
アメリカのスポーツ医学博士ジョーダン氏によると「どのようなスポーツや運動、筋トレを日々やっていたとしても、持久力、パワー、痛みの予防には臀筋の強度が不可欠なのです」とのこと。
この状態は転職して体の使い方を変えるか、今の仕事を続ける為にも臀筋を強化する以外の改善方法が存在しないので実質一択ですよね?
臀筋の鍛え方
次に臀筋群の効果的な鍛え方ですが、ヒップスラスト(お尻上げのような運動)とチューブを使ったスタンディング・キックバック(立ったまま膝を曲げず片脚を後ろに挙げる運動)がおススメです。正しいフォームで行うことがケガの予防にも繋がるので、反動をつけず、呼吸を止めずに行いましょう。
ヒップスラストの正しいフォーム
- 椅子やソファに背中を預けて床に座る
- 左右の足を腰幅と同じくらいに広げ、膝を90度に曲げる
- バーベルを体と脚の付け根に乗せる
- 椅子やソファに肘をかける
- 足裏で床を踏みしめながら息を吐き、骨盤をゆっくり持ち上げる
- お尻やお腹の筋肉ををギュッと引き締めることを意識しながら行う
- 肩・腰・膝が真っ直ぐのラインになったら態勢をキープ
- 息を吐きながら骨盤を床に下ろす
- 終了
スタンディング・キックバックの正しいフォーム
1.トレーニングチューブをリング状にし、両足を入れる
2.テーブルや手すりなど安定している物に摑まる
3.膝を伸ばしたまま片方の脚を後ろに持ち上げてつま先を伸ばす
4.持ち上げられる限界まで伸ばしたらゆっくり下ろす
5.反対側も同様に行う
6.終了
まとめ
ここまで読んだら何故臀筋を鍛える必要があるのかが分かったと思います。
痛みやしびれのない生活を送るのは臀筋群が不可欠なのでしっかり鍛えましょう。
副産物でヒップアップも出来ますので後姿がきれいになりますよ。