大宮妄想小説です
BL要素含みます
パラレルです
side O
ニノに好きだって言っても信じてもらえなくて焦りはじめる。
でも、簡単に信じられなくなるぐらい、長い間俺がニノを傷つけてきたからだろう。
俺は本当にニノに悪いことをしていたんだ。
でも、やっと気づいた自分の気持ちだから、きちんと伝えたいし、ニノにも信じてもらいたい。
どうやったら信じてもらえるのか考える。
「大野の好きが信じらんないよ……。
だって、大野は俺相手に欲情するの?
恋人にスルみたいな事、俺と出来んの?」
どうせ出来ないんでしょう?ってニノの顔に書いてあったし、諦めたような口調だった。
欲情?
するに決まってるし!
何ならさっき欲情したばっかだし!
俺はそう思いながら、思い切り自分の唇でニノの唇を塞いだ。
とはいってもポチの唇だから、キスしてるような気持ちにはならなかったけど。
俺の本気の気持ちを知ってほしかったんだ。
「ニノが好きだ。
ニノが欲しいって思ってる。
キス以上もシてぇ」
「バ、バカッ!
こんなの、ポチにただキスしただけじゃん!
俺に欲情してるなんて、これじゃあ分かんないんだからっ」
まさにキャンキャン吠えるように言ったニノ。
俺はニノを抱っこしたままソファから立ち上がり、毛布で丸まって寝ているポチに近づいた。
「見てろよ……」
「ちょっ、大野っ、何するの!?」
慌ててそう言うニノを床におろすと、寝ているポチの唇を自分の唇で塞いだ。
何度も啄んでいると、眠たそうにポチが少し目を開けて、そしてペロッと俺の唇を舐めてきたから。
ドキッと心臓が跳ねた。
あっという間に中身がポチだと言うことをすっかり忘れて、俺は顎のほくろを押して唇を開かせると、舌を侵入させた。
驚いたように逃げ惑う舌を追いかけて絡ませ、吸い付いて。
唇を味わいながら、更にTシャツの裾から手を忍ばせて、滑らかな肌に手を這わせた。
読んだ後に良いねいただけたら大変励みになります
七夕のお話を書いていると言いつつ、
フォレストの大好きな作家さんのお話を読み耽ってしまい、
なかなか書き上がりません
お話を移行してくださるなら嬉しいのですが、
ずっと更新が止まっていて、
どうなるのか分からない作家さんもいらっしゃるので
七夕のお話は8月7日に間に合うように書こうかと
自分を甘やかし中
どなたか喝を入れてくださいませ