大宮妄想小説です
BL要素含みます
パラレルです
side O
俺の服を胸の上まで 捲 り上げて、肌を 撫 でながら胸の 突 起 へと指を近づけてくる和さん。
丸っこくて柔らかい指で肌に触れられるのは、気持ち良いというよりも心地良いという感覚に近かった。
胸の 突 起 にも遠慮がちに触れてくるけど、やっぱり心地良い。
自分のように反応しない俺に、和さんは少し不安そうな顔をした。
「気持ち良いとは違うのかもしれないですけど、でも和さんに触れられるのは好きですね」
だから、もっと触ってほしいと暗に言うと、和さんはホッとした顔をした。
そして、一方を指で 撫 でたり 潰 したり 摘 んだりしながら、もう一方には 唇 を 這 わせてきた。
温かくて少しザラザラした感触が 下 腹 部をザワッとさせる。
でも感触よりも、俺の 乳 首 を 舐 めている和さんを見ている方がより 下 腹 部に 熱 を生まれさせた。
「和さん、もう、脱がせてくれませんか?」
そうお願いしたら、捲 れ上がっていた服を 脱 がせて、それから下も 脱 がせようと手をズボンの方へ向かわせるけど、俺の下腹部あたりを触れられずに手を彷徨わせた。
恥じらう様子が堪らなくて、もっと見たくなってしまって、その手をぎゅっと握って主張している俺自身に導いた。
既にズボンが窮屈に感じる程 膨 らんだ俺自身に触れて和さんは驚いた顔をして、すぐに真っ赤になった。
「好きな人に触れられているから、もうこんなです」
俺のその言葉を聞いて、和さんは嬉しそうに微笑んだ。
「もっと、触っても良い?」
「もっと触って、もっと俺を知ってください」
「ん、智くんの事、もっと知りたい」
そう言うと和さんは俺のズボンと下着を下げて、元気に飛び出してきた俺に、まるで大切なものを包み込むように優しく触れてきたんだ。
そんな風に触れられたらヤバイ。
何度も擦らないと出ないものだと思っていたのに、好きな人に触れられると、こんな風にただ優しく触れられただけでも出そうになるぐらい気持ちが良いものなんだと初めて知ったんだ。