大宮妄想小説です

BL要素含みます

パラレルです



昨日の智くんsideです






side O







和さんが俺をベッドに押し倒す。

下から見上げる和さんもやっぱり可愛らしいと思ってしまう。



琥珀色の瞳が俺を見つめてくるけど、すぐに目元を赤く染めて視線を逸らしてしまって。

あの綺麗な色をもっと見ていたかったと残念に思っていたら、和さんの唇が俺の唇に重なった。



何度も啄むように俺の 唇 に触れながら、手は俺の服を 捲 り上げて肌を 撫 でていく。



でも指は何かを確かめるようにずっと腹部をなぞっていて。






「和さん、擽ったい」






堪らず、唇が触れ合ったまま言ってしまった。






「あっ、ごめんっ、腹筋割れてて羨ましいなぁって思って」





唇を離して、和さんは謝った。

そして、「俺も腹筋割りたい」なんて言うから首を振る。






「和さんは今のままが良いです。

ふわふわで真っ白でモチモチで滑らかで、まるでパン生地みたいですよね」






パンを捏ねながらいつも和さんの肌を想像していた。

先程触れた和さんの肌は、本当にパン生地のようで、想像どおりだったと感動したぐらい。



ふふっ、俺がそんな事を考えながら捏ねていたと知ったら、和さんはどんな顔をするかな?

今度捏ねる時に言ってみようか。

その時を想像して、楽しくなってしまう。



その手触りを求めて和さんのお腹に手を 這 わせると、和さんの身体がビクッと跳ねた。






「ひゃあっ」






ああ、本当、和さんはどこに触れても良い反応を返してくれる。

まだまだ色々なところに触れてみたい。






「和さんって、本当、どこも 敏 感 ですね」 







「違っ!突然お腹を触られてびっくりしただけよ!

ほらっ、今は俺のターンだから、智くんは動いちゃダメよ」







「ふはっ、はぁい」






可愛い言い訳と、そして、自分のターンだと言うのがゲーム好きな和さんらしくて、笑みが漏れた。



でも、 敏 感で可愛い和さんを早く堪能したいから、次の俺のターンには遠慮しませんよと心の中でひっそり思っていた。








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