大宮妄想小説です
BL要素含みます
パラレルです
昨日の和くんsideです
side N
手を止めた智くんは、しばらく何か考えていたようだった。
その間に少しでも 昂 りを逃そうと深呼吸していたんだけど、俺の上で智くんがいきなり服を豪快に脱ぎ捨てた。
露 わになる智くんの引き締まった身体。
うっすら日焼けしていて、細いのにしっかり筋肉がついていて彫刻のように美しかった。
「さささささ智くんっ!」
目の保養なんだけど、いきなり間近に現れた 裸 体 が衝撃的過ぎて。
しかも智くんは更に下着とズボンにも手を掛けて脱ごうとしていたから、慌てて止めた。
待って、上半身だけでも衝撃的だったのに、下まで脱がれたら俺、爆発しそう!
同性の 裸 なんて見ても何も感じないって思っていたけど違ってた。
同性でも恋人同士だと、自分の 裸 を見られるのはかなり恥ずかしいし、相手の裸を見るのも照れてしまって直視出来ないもんなんだ。
なんて頭の中が忙しかったんだけど、再び智くんが服を着始めて混乱した。
えっ、もしかしてスル気を無くしてしまったんだろうか?
どうしよう……。
俺、色々面倒くさいこと言っちゃったのかなぁ?
だから、「どうぞ」って智くんに言われて、意味が分からなくて首を傾げた。
「えっ?」
「和さんが脱がせてくれるんですよね?」
「ええっ!?」
俺が脱がせる?
どうしてそんな事に?
「俺の事、同じように知ろうとしてくれてるんですよね?」
ああ、そうか。
俺ばっかり知られちゃってるから、智くんの事も知りたいって言ったのを、智くんなりに真面目に考えてくれたんだ。
じゃあ、俺が智くんにしてもらったように脱がすところから始めたら良いって事だよね?
先程智くんに服を 捲 られ、突 起 を 弄 られたり、自身を 扱 かれたりした事を思い出す。
血が沸騰したみたいに全身熱くなる。
何か、余計に恥ずかしい気がするんだけど、俺、出来るかな?
でも、年上なんだから、リードして頑張らないと。
そう自分に言い聞かせながら、コクッと頷いて起き上がると、智くんをベッドに押し倒したんだ。
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サクサク進まなくてすみません