大宮妄想小説です
BL要素含みます
パラレルです
side N
ふわっといきなりの浮遊感。
驚いて智くんにしがみつく。
俺を抱き上げしっかりとした足取りで智くんは多分寝室へと向かっていく。
多分って?
だって、智くんの寝室には入った事がまだ無い。
遊びに来ても寝室でベッドとか見ちゃうと何か気まずくなりそうじゃない?
だから、今日初めて寝室に入るんだよね。
「ふふっ、今日は智くん全然ふらつかないね」
アルコールで気が大きくなって饒舌になった俺は、前に一緒にソファに倒れ込んだ事を思い出して、楽しくなってつい何も考えずに言っちゃったんだけど。
智くんには余程黒歴史だったらしい……。
拗ねたように唇を尖らせた。
「あれは、睡眠不足と栄養不足だったからで。
もう絶対にあんな事ありませんから」
しっかり眠ってご飯も食べてるからって力説する智くんが一生懸命に見えてそんなところも凄く可愛くて愛おしくて。
「ふふっ、かわいー」
ついついそう言っちゃったんだけど、それが智くんに火をつけた。
「可愛いなんて、もう言わせないですから」
子供扱いしたわけじゃないけど、智くんはそう感じたんだろう。
少し低めの声でそう言うと、寝室のドアを開け、俺がどんな部屋なのか確認する暇もないぐらいのスピードでベッドにおろすと、すぐに荒々しく押し倒してきた。
見上げた智くんは雄々しくて獲物を喰らう肉食獣の顔をしていた。
見たことのない表情に、ドクッと身体の中が脈打った。
見惚れてるうちに唇が塞がれ、その唇に 翻 弄 されている間に服の裾から智くんの手が 侵 入 してきた。
「んっ、…………んぅっ!」
口内で舌を 翻 弄 しながら、智くんは俺の服を 捲 り、指は 腹 部をなぞり、ゆっくりと 胸 元まで肌を 撫 であげていく。
胸の 突 起 に触れられ、身体がビクンと跳ねてくぐもった声が出た。
すると、智くんは俺の唇を解放して、更に 突 起 に指を 這 わせる。
周りをなぞられると何だかもどかしくて、でも 突 起 に 触 れられると身体が 跳 ねて変な声が出ちゃって。
胸の 突 起 なんて、学生の頃にふざけて 摘 み合って遊んだけど、こんな感じなんて全くなかったのに……!
「あっ、やだぁっ」
更に変な声が出ちゃったし、何か下半身ももぞもぞしてきちゃって、イヤイヤって首を振ったら、智くんが口角を上げた。
「和さん、かわいーですね」
そう言うと、ゆっくりと俺に見せつけるみたいに 突 起 に 舌 を近づけてきたんだ。
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まだアメ限にしなくても良いよね
こどもの日なのでちょっと多めに更新
内容的にこどもの日とは無関係ですが