大宮妄想小説です

BL要素含みます

パラレルです






side N






「和?」






何での意味が分からなかったみたいで、智さんは首を傾げた。





「何で、俺の良いところ、分かるんですか……?」




少し恥ずかしいけど訊ねてみると、智さんは魅惑的にクスッと笑って俺の耳朶を指先でなぞった。

思わずピクッと反応する身体。





「ほら、敏感に反応するだろ?反応が可愛くて 艶 めかしいから、一度反応したところは忘れねぇの」





そう言って智さんは長くて綺麗な指で、再び俺の身体に 触 れていく。





「んっ、は、ぁっ」





触れられたところ、全て火がついたように熱くて、じわじわと燃え広がっていくよう。


何よりそんな俺の姿を見つめる智さんの瞳が熱くて俺をより 昂 らせていく。


ゆっくりと時間をかけて服も 脱 がされ、今は全身智さんに 晒 した状態。

俺自身ももう立ち上がり 先 端 から 液 を 溢 れさせているのに、そこは 触 ってもらえなくて。




「智さんっ、俺、他の事考えられないぐらい 激 しく 抱 いてって言ったのにっ」




焦れてそう言うと、智さんは優しく笑った。




「激 しいのは後でな。今は他の事考える余裕あんの?」





確かに、他の事なんて考える余裕なんてない。

もう、焦れて 触 って欲しいって事しか考えられない。


智さんに首を振ると、だよなって笑った。





「和のここ、触 ってないのにこんなになっちゃって、可愛いな」





「ん、ぁっ」






親指で 先 端 の 窪 みをぐ り ぐ り押されて、突然の強い刺激に俺はあっという間に イ ッ てしまった。

一回 触 ら れただけなのに イ ッ てしまうなんて……。

俺は恥ずかしくて居た堪れなくて腕で顔を隠す。






「和、顔見せて」






ぶんぶん首を振るけど、簡単に腕を取り去られてしまう。





「すげー 感 じてくれて嬉しい。もっと 感 じてるところ見せてよ」




囁 くようにそう言うと、智さんは俺自身を 握 ってゆっくりと上下に 扱 いた。





「は、ぁ、あぁっ」





ゆっくりな動きにまたじわじわと追い詰められていく。

そしてまだ 触 れてもらえていない 蕾 が 疼 いて堪らない。





「智さん、もう、んっ」





蕾にも 触 れて欲しいなんて、恥ずかしくて言えなかった。







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