大宮妄想小説です
BL要素含みます
パラレルです
side N
家に電話をしたら、母が何かを察したみたいで、父に有給をとらせたらしい。
だから16時くらいに父は家に帰ってくる事になった。
父の帰宅する頃に到着するように智さんの家を出るんだけど、智さんが手土産を買いたいと言ったので少し早めに出発する事にした。
でも、まだ午前中だったから出発まで時間はあるし、とりあえず色々汚した物を洗濯したりしようかなとソファから立ち上がった。
「和、どうした?」
「ん?洗濯しようかなと思って」
そう言ったとたん、手を引かれてまたソファに座らされた。
「俺がやる、和はゆっくり休んでろ」
それからはもう、俺が何かしようと思う度に全部智さんに止められ、そして甲斐甲斐しく世話をやかれた。
お昼ご飯も、食べさせてくれそうな勢いだった。
いや、それはさすがに出来るし。
だから俺はかなりのんびりとソファで過ごした。
「智さん、俺、大丈夫ですよ?」
「いや、まだ腰が痛そうだ、無理させて悪りぃ……」
「それは、智さんだけのせいじゃないし……」
自分も欲しくて強請ったし。
ってちょっと言って恥ずかしくなっていたら、智さんがニヤッと笑って俺を引き寄せ、腕の中に閉じ込めた。
「まぁ、そうだな。欲しがる和が可愛すぎるのが悪りぃんだな」
そう言って首筋に唇を付けた。
「可愛くないしっ!智さんがエ ロ 過ぎるのが悪いんです」
「悪い?好きの間違いだろ?」
そう言って首 筋に 吸 い付き赤い花を咲かせていく。
エ ロ 過ぎる智さんはそりゃ好きだけどさ、んなこと言えるわけないじゃん。
「んっ、もうっ、バカ」
後ろから抱き締める筋肉質な腕に猫パンチする。
ほぼほぼ照れ隠しのそれは、智さんに難なく手を握って制される。
首 筋を 吸 われる事に比例して熱くなっていく身体。
それを見透かすように、服の 裾 から手が入り込み 肌 を 撫 でていく。
「智さんっ……、んっ」
胸 元に這う指先。
迷う事なく俺の 突 起 を探し当て、そして指先で 潰 された。
「はぁっ、あっ」
快 楽に身を 委 ねたくなってしまう。
でも、そろそろ着替えて出かける時間だ。
「智さん、も、時間っ」
「ちっ」
智さんは舌打ちして、名残惜しそうに俺を解放した。
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