大宮妄想小説です
BL要素含みます
パラレルです
side N
確かに、ナ カ 出しした後にそのままにしておくとお腹を壊すって聞いた事があった。
昨夜は多分俺が飛んだ後に智さんがきちんと処理してくれていたんだと思う。
でも待って、智さん、何て言った?
ナ カ から 掻 き出す……?
いやいやいや、それ、意識ある今、絶対恥ずかしいやつだよね?
無理無理無理っ
俺は慌てて、自分で出来るからと言って立ち上がった。
はずが、すぐに座り込んでしまった。
なに?全然力入らない……。
えっ、どうしたら立ち上がれるの?
途方に暮れて智さんを見上げると、クスッと笑われた。
笑い事じゃないよ、智さんがあんなに 激 しく 抱 くから……。
何て、 抱 かれて嬉しくて、何度も 抱 いてもらいたいなんて思っちゃってる俺には智さんに文句が言えるはずもなく。
とりあえず笑った事だけ責めてみた。
そして懸命立ちあがろうとしていたら、いきなりの浮遊感。
「わっ」
「やっぱり手伝うわ」
俺を軽々と抱き上げ脱衣所まで運んでいく智さん。
歩けないからとりあえずそこは大人しく甘えた。
でも、これ以上は譲れない。
「智さん、あとは自分で出来るからっ」
脱衣所から智さんを追い出そうとするけど、もう立ってるのも生まれたての子鹿みたいにフラフラしちゃうし、思うように智さんを押せない。
むしろ縋っちゃってるみたいになってるし。
そのうち智さんが俺の手を見て言った。
「だって、和、その手」
忘れていたけど、手首にはぐるぐる巻かれた包帯。
「あー……」
痛くないからすっかり忘れていたけど。
今、もう取っても良いかな?
取り替えるにはまだ早い?
なんて悩んでいたら、そりゃお互い裸だし、智さんはいとも簡単に俺を浴室へと連れて行った。
「わっ、ちょっ、智さんっ!」
「まだ包帯は取らない方が良いし、掻 き出すのも早い方が良いだろ?」
そう言って智さんは浴室の床に畳んだバスタオルを置くと俺にバスタオルの上で智さんに背を向けて膝立ちになるよう言った。
膝が痛くないようにバスタオルを敷いてくれて、智さんは本当に優しい。
今度は浴槽に掴まって智さんに向かってお 尻 を突き出すように言われた。
ちょっ、それは恥ずかしすぎる……。
「和、ほら、早くしねぇと」
そうだよ、智さんは純粋に俺を心配して早くしてくれようとしてるのに、俺が恥ずかしがってモジモジしてるのは良くないよね。
俺は意を決して智さんにお 尻 を突き出した。
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