大宮妄想小説です
BL要素含みます
パラレルです





side O





ちょっと舐めて効果を確認するだけだったはずのカズが、途中から夢中になって俺自身を咥えて刺激を与えてくる。

多分本当の目的を忘れてしまったんだ。
可愛すぎるだろ。


慣れてない行為だからか、まだぎこちない感じが見てる俺には堪らなくクル。
天使にワルイコトさせてるような背徳感。


しかも咥えながら、上目遣いで俺を見てくる。
潤んだ瞳、そして欲に濡れた瞳。
その瞳に映る俺も酷く欲にまみれていた。


そもそも薬だって言ったけど、俺自身から溢れる液にそんな効果はない。
普通にカズに触れるだけで治せるからな。


俺の星では持ってる力は人それぞれ違っていて。
俺は姉みたいに未来を見たりする力は無ぇけど、移動系、パワー系、治癒系、割と色んな力を使える方だと思う。


星に帰って誰か治療する時はカズにバレないようにこっそりしないとな。


なんてワルイコト考えてたら、カズの攻めに俺の俺はもうパンパンで。


やべー、俺の出すと同時に治癒の力を使うの忘れないようにしねーと。
気持ち良過ぎて忘れちまいそうだ。
今回忘れたら、もうこの治療方法が使えなくなっちまう。





「それはダメだ……」




うっかり声に出た。




「ん?ダメって、気持ち良くない?」




カズが不安そうに俺を見つめながら言った。




「あ、いや、気持ち良過ぎてもうイきそうでダメだってこと」




「ふふっ、嬉し……」





そう笑ってカズは再び俺のを咥えた。
その笑った顔が可愛すぎて、俺の俺は爆発寸前だった。


カズも咥えているのが辛いのか眉間に皺が寄っていた。
ちょっと凶暴なくらい膨らんでいるからな……。
それでも懸命に刺激を与えてくるカズが愛おしい。

カズの身体に触れようとしたら、目でダメだって制された。
多分触れられたら口が疎かになるって自分で分かってるんだ。

身体に触れられない代わりに頭を撫でる。




「んっ、カズ、も、出るわ」




「んっ」




キュッと吸われて、カズの口の中で爆ぜた。







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