その６０代のおじさん (神様) が言うには
１日、8,000円貰える現場の仕事があるからやってみないか？
以上でした。
色々聞きたい事もありました。どこで何をするのか？日払いなのか？
住む所は？・・・・・
しかし、今の私にとっては聞いた所で・・・です。
この話にのるしか選択肢はないのです
私は「お願いします」とだけ伝えました。
すると神様は何も言わず、駅の構内で私に朝定食をおごってくれた後
小田急線に乗り込みました。
私は、現場まで電車で行くのか。とか勝手に想像しておりました。
電車はそのまま東京を過ぎます。ちょっと不安になってきました。
しかし、神様も一言もしゃべりませんし、私も今さら聞いた所でです。
そんな感じで電車に乗り1時間か１時間半位でしょうか
神奈川県の平塚か秦野辺りだったと思います。に到着しました。
すると神様は「ここで降りるから」と言います。
ここまできたらついていくしかありません。
すると神様は電車を降りてすぐ駅の構内でおもむろにタバコを取り出します。
そして、なんと火をつけるではありませんか
こうなったら嫌な予感しかしません
神様は改札の手前でタバコを捨て、足で火を消し改札を出ていきます
私は唖然としながらも、神様について行きます。
そして、タクシーに乗り込みます。
タクシーは１５分程、山道を登っていきました。
そして、山の中にポツンとあるプレハブ小屋の前でタクシーを停めました。
【こんな感じではありますが、こんなに綺麗ではありませんでした】
そうです。私が連れてこられたのは、いわゆる「飯場」という場所でした
しかし、その時の私は飯場という所を知りませんので、この近くに現場があって
ここは事務所なのかな？こんな事を考えていました。
しかしこの考えはこの後５分程で消し飛びます