「蛙の楽園」と合わせて「蛙の楽園」が地獄と化す日(百田尚樹氏と石平氏の対談)をひと触り。
主人公の雨蛙ソクラテスは、多くの仲間を失いながら、崖の上にある『楽園ナパージュ』に到着した。
彼は、その国(ナパージュの蛙)の土蛙達と会話した。
蛙達はソクラテスに「何故ナパージュへ移り住んだのか」
理由を尋ねる。
ソクラテスはありのままに、自分が住んでいた里が大きなダルマガエル達に奪われた事、食べられてた事を話すが、ナパージュの蛙達は「ダルマガエルなんて見た事ない。そんな蛙が本当にいるのか?」と尋ねる。ソクラテスは「嘘をついてない」と訴えるが、ナパージュの蛙達は信じない。
そればかりか「理由なく襲われるなんてあり得ない!」
「あなた達がダルマガエルを怒らせるような事をしたんじゃないのか?」とも尋ねる。
しかしソクラテスは「僕らは何もしてません」と答えると、ナパージュの蛙達は口々に「嘘つきだ」と罵り、「そんな事、同じ蛙がする訳がない!」と非難します。
日本にも、中国を逃れて亡命したウイグル人達は例として数多くいますが、日本人達は口々に言いますね。
中国のやっている現在の蛮行を知らない日本人達の台詞はこうです。
「中国ってそんな事本当に出来るの?
世界が見てる時代だよw侵略戦争なんてw」
じゃあ、↑なんでウイグル人達は、世界に"中国の蛮行"によって虐殺の憂き目に遭い続けていると訴えてるんだ?という話ですよ。
「お互いに悪いとこあったんじゃないのか?」
ウイグル自治区ってのは、元々ウイグル族達が統治する一つの国で、日本と同じように平和だった国だが?侵攻されたのは元々の従来住んでた国民なんだが?という話ですよ。
「よその国の人達も、平和の大事さを知れば、世界が平和になるよ!同じ人間が、人間の権利を侵すなんて誤解があったんだ。話し合えば大丈夫!理解し合えるよ♪」
で?話を戻すが、ウイグル民族は、今総じて幸せに暮らせてるんですかね?それとも他国へ亡命したり自国で虐殺されたりしてないんですか?
無知な日本人「………。」
百田氏は石平氏との対話で
「私が何故蛙に置き換えたかと言うと…中略…
多くの人は、外国の侵略を肯定する様な言論の不自由さ、軍事に繋がる発言を制限する様な空気の支配に気付いていない。このおかしさを気付かせる為に蛙にしたんです。」
蛙の世界を作り上げ、蛙に喋らせてみると、読者は皆「あ、この蛙達ものすごいアホやw変な事言うてる」と気が付くんです。
作中の台詞は、実際に私達が普段、TVや新聞で目にする、マスコミが日常的に繰り返す台詞そのままなんです。蛙に置き換えて、初めて変だと気付くんです。
"ものすごいアホや"…これは、うちの娘も言うてましたけど。 <変な事言うてる>って気付かん理由は、嫌な事実からナチュラルに逃げる自己防衛本能でしょうね。
身体は、危機を感じてるんですよ。 頭でもなんとなくヤバイんじゃないかなーって分かってる。
だから、その先を想像したくないと嫌悪するんでしょう。
大事な事から目を逸らして、語れる平和はありませんよ。