彼と一緒だと、とても元気になれていつもの貧弱で無気力な私がどこに行ったのかと思うくらいでした。
どこに行くわけでもなくただ町をブラブラしているそれだけでとても幸せだと思いました。
気持ちが満たされていると、あれこれ欲しがらないし何をしても楽しいし、見るものすべてが輝いていた。
このままずっと傍に居られればどんなに幸せだろうか・・・・
現実とかけ離れた想い。
彼と居た時間は嘘のように早く過ぎてしまい別れの時が来た。
離れないといけないという想いから気分が悪く吐き気がする。
このまま・・・
そんな想いが頭を支配する。
お互いそんなことはダメだとわかっていても離れられない。
人目を気にせず想いのまま見つめ合う。
ほんとに彼のことを愛していると感じた。
泣く私を優しく抱きしめてくれた。
この人の元を離れるなんて考えられなかった・・・けど、けど。
彼は私に「朝ごはん食べるからもう行く」と告げ別れた。
私は彼の胸から離れ別々の道を歩みだした。
何度も何度も振り返る私。
見てくれない彼。
言葉にならないくらい切なくて辛かった。
帰りの電車も人目を気にせず泣き続けた。
涙が止まらなかった。