こんばんは。

最近本当にブログを更新しておりませんでした。。

ご無沙汰しており申し訳ありません。


今日は、奈良県での勉強会に出席したり、

先週は静岡~東京~栃木への視察だったり、

地元から離れたところでの活動が近頃は続いております。


静岡~東京~栃木の視察は、

文教常任委員会のもので、


特に、東京の伝統校、

日比谷高校での視察は、

御説明される先生の雰囲気に圧倒されるようで大変印象的でした。


一時は、その数が激減したものの、

現在も、東京大学へ毎年数十名の生徒を送りだしている都立日比谷高校。

入試当日には、志願者のうち、約200人が欠席するそうです。

その欠席者というのは、トップの私立高に先に合格した子たちとのこと。


そのお話をお伺いして、

では、「第一志望ではない高校に来た」子たちは、

挫折してやめてしまったり、不登校になったりしていないのか?と思ったのですが、

調査書を入試要件にせず、学力だけで評価する特殊な選考での合格者を除いて、

そういった生徒さんはほぼいないということでした。


私が、そんな質問をしたら、

先輩議員さんから後ほど

「あんな学校に不登校とかはあり得ないよ」と言われたけれど。。。


私が実際に通っていた私立高校は、エスカレーター式で、

高校入試の際に入ってきた外部生は、

ほとんどが各地域のトップ校を受けて、不合格だったために

滑り止めに受けたうちの高校にはいってきていました。

もちろん、ほとんどの子はそれから馴染んでいくんですが、

一部の子は、だんだん学校に来なくなって、やめてしまう子も何人かいたのでした。

あるいは、挫折して成績が急落してしまったり。。。


高校生くらいの年で、それまでトップを取り続けていた子が

第一志望校に落ちてしまうことって、相当なダメージを受けるのではないかと思います。



かわいそうだから仕方ないとか、そういうことを言う気は全くないんですが、


ただ、そこで学校を辞めてしまったり、不登校という意味で

自分の殻に閉じこもってしまう子がほぼいないっていうのは、

学校の雰囲気が、綺麗事じゃなくて本当にいいんだろうなと思いました。



総合学科や職業を主とする教育の比率の違いや、

学区編成についても兵庫県と比較し、客観的にみることができました。


学区再編については、

兵庫県が学区編成の見直しを見据えた選抜方法を

もっとはやく考えるべきではなかったのか、改めて考えさせられました。

現状の課題を精査し、各地域の問題に対応した適切な方法を考えていかなければなりません。


明日から、また東京です。

全国青年都道府県議会議員の会幹事会にも出席してきます。


それでは、おやすみなさい。


はるよ