災害に強い森づくり報告1 | 山里子どもの育ちの場づくり&森の恵み商品開発に向けて

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広島の山里での子どもの育ちの場づくりと森の恵みでの商品開発を目指しています。その取り組みへの歩みや私の日常や想いなどなどについて、このblogで綴っていきたいと思います。

災害に強い森づくり報告

感想は、月並みですが、
起こってからじゃ遅い!!
予防対策が大事!!

ってことでした。

だからといって、
やみくもに国土の70%をも
占める森林すべてを
整備していくわけにはいきません。

今回は、なんと、ドローンを
使って、整備対象エリアを
抽出するやり方について、
学びました!

災害の起きやすそうな
ところは、予測できる!!

とはいえ、
昔の人は自然との距離も
近かったし、経験則である程度
分かっていたのだと思います。

その証拠に
大事な先祖を守るお墓は、
なぜか土砂災害がおこっても
無事な場所であることが多いそうです。

が、今は、その感覚を
再度鍛えるとともに
最新技術も利用するすべがある、
ということです。


いくつかの災害現場の動画を見せてもらいました
そのうちのひとつ↓
国道168号 地すべり



ズバリ結論からいうと、
崩壊発生源は、
水が多く集まる地形に多いです。

それを、森林が あることで、
1、根っこを張っていることで
崩壊に抵抗する
2、地上部の幹の部分が、
流れてくる土砂をとめる

という2つの機能で防止してくれています。
じゃあ、
そんな機能を発揮してもらうには、
どのくらいの密度で、
どんな樹種があるのがいいのか、
ということです。



細かいことは↑に書いてあるので、
また後日、噛み砕いて
お伝えします。


さて、今回の講習、
実地研修と講演の二本立てでした。

🔘実地研修
少し高台にあがって、
山を見る。
今は谷ではないけど、
危険なのが0字谷だそう。
今後大雨になったときに
谷になる可能性あり。

見分けは、尾根部で少し
木の育ちが旺盛になっている所。

水分がそこに多くある証拠。
水が多い→土がゆるむ
こういうとこの木を皆伐採しては
いけない。



杉が7本2㍍間隔でたっていたら、10cm厚さの土砂に耐えられるそうです。

木の間隔をある程度あけるのは、
根をはるのに良いそうです。

ちなみに、斜面にある竹林は根が1mくらいしかなく、その下は粘土層なので、土砂一気にその上でぬけていくので、危険!!



さて、このあと、ドローンもとばすのですが、ずいぶん長くなったので、また次のブログにウインク