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本当に久しぶりに寝込んでしまった
日頃の不摂生が祟ったようだ
私は人間的に生活するという能力は
皆無に等しいのかもしれない
男の一人暮らしなどそんなものだと思うが
今回は食事を取らなさ過ぎたようだ
書き物や読書に没頭すると
食事を取ることはつい後回しになってしまう
こうなる前 色々と想像をせねばならぬことがあり
もともと想像力が暴走してしまうくらいな上に
さらにより惨い想像をしていたせいか
頭がおかしくなる寸前だったのかもしれない
私は正直に言うと 死に憧れている
私自身の死ということを 特筆しておく
他人の死については望まない
どういう分けか自分の死について考えると
まったく外界のことが判らなくなるくらい
違う世界に行ってしまうようだ
陰惨でいて甘く 暈のする様な血の香り
夢うつつであり 頭の芯がしびれるような
まるで快楽かと思い違うほどの濃密で強烈な死
自分自身はなんと凡庸で俗物であったかを
思い知らされる程 崇高で高邁な死
体中の血が流れ出で
自分自身がただの物になっていく悦び
たった1度しか味わうことの出来ない体験
ここ最近は考えないようにしていたのだ
その想像せねばならないことの中に
死についてのこともあって そうしているうちに
なんだかおかしなことになったらしい
あおいにまたしても迷惑を掛けてしまった
私を発見してくれたのもあおいらしい
まったくこんな年になって倒れるとは・・・
本当に申し訳ないことをした
だがたまに誰かに看病されるというのも悪くない
しかも相手があおいなら尚更だ
彼はそばにいて苦痛にはならない
一言も言葉を発せずとも安心できる友である
ここ数日はゆっくりしようと思う
最近考えることも多かったから
この機会に頭の整理をしてみようと思う
そしてこの度の仕事については
しばらく保留ということにしておこうと思う
