無題
ここ数日知人に模写を頼まれて描いている絵だ
趣味で描いているのであまり上手とは言えぬ
ただ趣味の程度とは言え
これくらいは描ける
簡単な話だ
見たまま描けば良いだけのこと
よく私に絵を習いたがるものがいたが
ことごとく断ってきた
なぜならば
教えたところでその通りにしないからだ
それならば無駄に時間を割くのは意味が無い
人は誰かに何かを教えてもらおうとするとき
大抵その通りにしない
自分の意思があり考えがあるのはわかるが
それが邪魔なのだ
それを取っ払ってしまえば
大分違うというのに それに気づかず
頑固な自分の頭を大切にしているらしい
だから私は誰にも何も教えない
最近特に思う
人の話を聞けぬ者のなんと多いことかと。
だから私は少しばかりでは有るが
しっかりと話ができ
しっかりと聞いてくれる友人が
いればそれで良いのだ
真新しく同じような考えの者にここしばらく会っては居ない
皆 お世辞などばかりである
自分が嫌われるのを怖がるならば
最初から近づかなければ良いというのに・・
私には計画がある
こんな所などいつか出てゆくのである
偏狭の地に移住でもして
現世と関わり合い無く生きていけるよう
今を精一杯頑張っている
自分で納得できるだけの物を手に入れたら
今の仕事ともここともおさらばするつもりだ
そして生涯 本に埋もれて 生きていけたら満足だ
知り合いに決して知られぬところがいい
そして人が最小限いて干渉されないところ
あまりに設備が整っているところも考え物だが。。
これはあおいにさえ言っていないことだ
いつか私が消えたら 少しは悲しんでくれるだろうか
いや 彼はそんな人間ではない
きっと よくやったと 笑って見送ってくれるはずである
そんな彼だから 友人でいられるのである
