セルフでカメラを作る! の巻 | 黒木技研 ディグマニア支所

セルフでカメラを作る! の巻

ここ東京では春の嵐が吹き荒れ、いよいよ季節の変わり目ですね。
一年で最も自殺が多く、また最も変態が増加する時期です。
皆さん、己の中の躁や鬱には気を付けましょう♪

さて、先日、誕生日に貰って以来、多忙にかまけて手を着けていなかったプレゼントにメスを入れました。
貰ったのは、35mmフィルムカメラのセルフ組み立てキット。
その名も「プラモデルカメラ」!!

まさに私にウッテツケの代物でございます。

本当にプラモ形式になっており、そうなるとやはり気になるのが、フレームから切り離した時に残る「耳」や、パーツのバリですね。こいつらをキチッと処理しておかないと、動作やフィッティング、あげくは完成度にまで影響が及んできます。
しかしながら、塗装が無いので、相当楽に組めます。

ニッパーは大小2種、ピンセットはストレートとツルクビ、ヤスリは鉄ヤスリ、紙ヤスリ#400~#1200くらい、使用しないとありましたが、一応念の為に接着剤、粉塵やホコリを飛ばすエアーシューター、今回はレンズ部分もあるので、磨く為の繊維モノ。
作り上げるのに、最低、このくらいの工具は必要となります(あくまで私の場合)。

思った通り、カメラ内部の駆動部分(歯車等)もフレームに固定されたパーツになっていて、スムースな動作を期待するなら、丁寧な後処理が必須となってきます。
また、バネやネジなど、結構精密な部品もあり、作り甲斐がありました。
(そりゃ、カメラですものね。当たり前かw)

説明書には、おおよその所要時間30分とありましたが、私は1時間半程かけて、かなりネッチリと仕上げました。
今回は特段、改造等はしておりませんが、オトナならではの、製品バリの完成度に拘って組み立てた結果、時間がかかってしまいました。

で、完成品はコチラ↓
黒木技研 ディグマニア支所

この、モッサリとした存在感がそそります♪
黒木技研 ディグマニア支所


早速、用意しておいたフィルム(35mmです)をセット。
日中外撮りスナップを想定していたので、フィルムは俄か知識でKodakのISO100をチョイス。
ジリジリとフィルムを巻き、記念すべき1パツ目のショット。
パチリ。
…動作は正常。やりました!
まぁ、フィルムなので、現像してみないと本当に正常かどうかは分かりませんが。。。
とりあえず、完成ですw


しかしこのアイテム。
作るだけで、カメラの仕組みが勉強できてしまうなんて、素晴らしいではないですか。
固定フォーカス、固定露出、固定ズーム、だからこその、分かりやすさこの上ない基本構造。
デジカメしか弄ったことのない子供達に、教材として、このアイテムを与えるべきです。

そう。
デジカメのせいで、当たり前となってしまった写真。
写真が写るのは、当たり前ではなく、本当に不思議なことなんですよ。
デジカメも基本的な考え方はフィルムと同じです。
フィルムが感光するように、デジカメはレンズを通して入ってきた光をセンサーが読み取り、RGBを解析して…
なんて、カメラ操作がこんなにカンタンになってしまった昨今、興味を示して、更に理解して使っている輩がどれだけいるのでしょう。

カメラは光の浪漫です。
そしてその浪漫に魅了され、満喫した結果が写真となって残るのです。


…なんて、偉そうな事を云っておいて。
カメラも写真もド素人で、なんも理解していない、ただの野狐禅で、人一倍、携帯カメラで、パンチラすれすれの(嘘)くだらんスナップをパチリしているのは、この私です!
参ったか!


兎に角、一度プラモデルカメラを作ってみてはいかがでしょう?
難しい事抜きに、楽しいですよ♪