一番簡単な「マインドフルネス瞑想」虎の巻 | 音楽と星とキャンドルライト

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大人のアコースティック・ユニット「ウールカ」のブログ。

先日の朝、「スッキリ」というテレビ番組でマインドフルネス瞑想が紹介されていた…う〜ん、マインドフルネスがスッキリで紹介される時代になったのかとビックリ(笑)

 

そもそも、マインドフルネス瞑想とはヴィパッサナー瞑想(仏教で言われる「止観」の「観」の方)をベースにしていて、それがベトナム人僧侶であり社会活動家のティク・ナット・ハン(Thich Nhat Hanh)氏が渡米した時に、向こうでマインドフルネスとして啓蒙活動を始めたことに端を発しています。(多分)…っていい加減っ!!!びっくり

 

まぁ、前置きはこれくらいにして…(;^_^A

普段、人間というものは、自覚している以上に色々なことを考えて生きていて —過去のこととか未来のこととか、違う場所のこととかね— 「今、ここ」に100%集中して、つまり心を向けていることの方が稀有なワケです。

 

悩みや心配事もそうですけど、例えば、殆どの人がスマホに夢中で、「今、ここ」に注意を払っている人なんて少数ですよね。SNSで「良い人いないかなぁ」なんてボヤくのに、デジタルに夢中で、目の前に素敵な人が通りがかっても気付かない…な〜んてことも十二分にあり得るワケですww

 

兎に角、今の情報過多の時代、皆さんの脳はお疲れなワケです!!!

 

それで、「今、ここ」に心を集中させることで、脳みそをリセット&リフレッシュさせてあげるのです。そして、「今、ここ」で起こっている最たるものが呼吸なので、呼吸に集中してください!というワケなのです。もちろん、呼吸ばかりが「今、ここ」で起こっていることではないので、それ以外でも良いですが、まぁ、はじめは自分の呼吸一点集中から始めた方が初心者向きということなのだと思います。

 

それで、はじめは5分〜10分くらいで「習慣化」することが大切です!そして、はじめは上手く瞑想できないと感じるでしょう。でも、それで当たり前です。それでも良いのです!テレビでも言っていましたが、呼吸から気持ちが逸れてしまっても「それに気が付いて、再度、呼吸に意識を戻す」という気づきの方が大事だからです。で、テレビでは言っていませんでしたが、ココが肝だと思います。↓↓↓

 

瞑想は、瞑想している時間よりも、それ以外の時間に違いをもたらしてくれる!

 

瞑想は習慣化することで効果を発揮します。もし、瞑想自体がなかなか上達せずにイライラ感じているなら、むしろ、瞑想以外の時間の自分の変化に目を向けてみて下さい!瞑想自体の上達よりもより早く、きっと何らかの変化を感じられると思いますウインク

 

えー、というワケで、本当に一番簡単な虎の巻がどうかは定かではありませんが(笑)「今、ここ」ということを考えれば、ミュージシャンはマインドフルネス瞑想を自然にやっている、とも言えますね(結局、そこかいっ!!!笑)

 

つまり、皆さんが情熱をもって、何かに夢中で「能動的に」没頭している時 〜ラインナーズハイみたいなフロー状態な時〜 そんな時間も一種の深い瞑想状態にあるって言えると思うのですよね。禅宗では、水汲み一つでも真心込めて行えば瞑想だと言っていますが、まさに、究極的には何事にも言えることなんだと思います。