ミヤマクワガタ産卵成功 | オオクワガタ飼育、ミヤマクワガタ等昆虫採取

オオクワガタ飼育、ミヤマクワガタ等昆虫採取

オオクワガタ飼育歴10年、ミヤマクワガタ採取歴34年になります。6月末からミヤマクワガタ採取開始予定です。

 本年度、密かにミヤマクワガタをセットしていました。

  

 7月末に採取したミヤマの♀2匹です。

 過去に何度か産卵に試みましたが最後に成功したのは10年以上前になります。今年、産卵セットを通常と違う方法でチャレンジしました。

  この2匹、9月23日現在、まだ生存していたので

産卵セットを確認すると・・・

 

       5個の卵を確認!

  無事孵化するといいのだが。

 「産卵セットを通常と違う方法」と書きましたが

 詳細は以下になります。実質無料の方法です。

①使用したマット

 オオクワガタ飼育で使用した菌糸カスを、ゴミ箱に貯めておき、そこにカブトを投入、産卵させた後に最終的に余った黒土を 

ふるいにかけたものを使用。(微粒子の黒土完成)

②温度管理

 ミヤマは25℃以下でないと産卵は難しいという知識はあったが、エアコン管理が困難で、いままであきらめてました。

 この温度条件をクリアするのに、使用したのが     

        クーラーボックス

 これだけでは、夏場は28℃以上になるので 

 クーらボックスの中に虫かごを入れ、その隙間に凍ったペットボトルを1本入れる。ペットボトルは1日1~2回交換。

 温度は測ってないが多分20~25℃でキープされたものと考えています。

 ちなみに、ミヤマ産卵のポイントの1つを、最初にセットしたとき失念していたので、本日再セットしなおしました。

 

 失念したポイントは、マットの底面を固めることです。

 念入りに固めた後、

 これは効果があるかは意見が分かれるそうだが、試しに朽木を投入。ミヤマは朽木に産卵するわけではありませんが、朽木の下に産卵する傾向があるとの説も・・・

 最後に軽くマットをしいて転倒防止の樹皮をしいて完成。

 本来はエサにプロゼリーがあると良いのだが手元にありませんでした・・・

 結果はこの個体が★になったら確認する予定です(10月中旬かな?)