自転車に目覚めて夢中な今・・

今思えば中学時代は片道5キロの自転車通学だった。
そして中学校入学時に購入したのが、スーパーカーブームを彷彿させるライト12灯に
ブレーキをかけると車のように点滅するテイルランプのスポーツ自転車
なんと価格が6万だったがそれでも下位モデルであった。
そうこれに乗るのが当時は当たり前のスタンダードであった。
夜に点灯すると前輪横のダイナモは東電真っ青の電力ギリギリの発電力
でデコトラ真っ青のきらめくライトだった。
21世紀少年の主人公のごとく『ウイーン』と雄たけびながら意味もなく
カチャカチャと変則したトップチューブに輝く6速変速機は宇宙戦艦ヤマトの
ハヤテの操縦かんそっくりだった。
恨めしいように輝く黒光りはスチールは今乗っているロード自転車の倍はありそうな重量だとおもわれる。

私は3年間坊主頭を隠すように白いヘルメットをかぶりリアタイヤの横には定番の黒い学生鞄用の折畳み可能なカゴを装着して通学した。

3年後この我が愛車は2度の大きな事故を経験しフレームが少しばかり前傾に曲がった状態でライトはなぜか既製品の12灯は取っ払い1灯に、当時流行していたビーバップに憧れポストは長めにといろいろ改造しまくったが卒業時にもしっかりと乗れた。
中学校卒業とともに高校も自転車とバスの通学であったが安いママチャリに乗った。
そして倉庫に置き忘れたようにあった我が愛車は引越しとともに粗大ゴミと消えていった。
ネットでひろった懐かしいこの自転車を添付します。