行ってきました!藤井フミヤ展!! | 小さな魔法の手

小さな魔法の手

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どうせ一度は死ぬんだもの。
そこは天命。私の知ったこっちゃない!

 

朝10:13分発

13:22分大阪着

 

ライブなどいつもご一緒するBさんと

阪急梅田店のフミヤ展に行ってきました。

 

 

16年前に見たデジタル作品展

フミヤさんが広尾にギャラリーを構えていらっしゃったときの作品

毎年のカレンダーやイベントで発売のカード類

ほぼ見たことのある作品なのですが

アナログ作品はやっぱり生でなくっちゃね!

 

水彩のにじみや紙に吸い込まれていく跡

色鉛筆のテカリやかすれ

同じにじみでも水彩と水性ペンでは違う。

アクリルと水彩、油彩それぞれにタッチや質感が違う。

 

そういう生の筆致に触れることによって

フミヤさんの作品に対する思いが伝わってくる。

 

また、展示方法の工夫で印刷したものと大きく違う面が見られる。

切り絵は台紙とカットされた作品の間に隙間を作り

照明によってできる影も作品の効果を倍増している。

 

一番人だかりの多いキラキラシールの作品も実際照明を当てたものは

印刷されたものとは比べようもない。

 

勿論

細いボールペンで描かれた模写の作品は

その集中力と忍耐力と繊細さで魅了されるが・・・

 

私は「寝がえり」と題された一本線で一気に描き上げられた線画に

僅かに水彩をのせた作品が好きだった。

そもそも絵を描くのも俳句を作るのに似ていて

少ない線、少ない文字で表現するのが一番難しい。

迷いなく一気に描くということは真剣勝負だし

その画家の持つ力量が一番見えるから

この作品はすごい!!と思った。

 

チマチマ描いていくのはどっか修正が必要な時は

また、チマチマ重ねて行けば何とかなるもの・・・

 

まあ、何とかなるという訳にはいかないほどの緻密さではあるが・・・

何しろ、作品の主人公の後ろに描かれた小さなブラジャーのレースまで

丹念に描くほどの人ですから・・・

 

これが好き、この目つきは私の好みではないなどつぶやきながら

フミヤワールドに浸った後は

同じフロアの紙やスタンプのコーナーでお買い物をしたり

刺繍展を見て、わたしもやってみたいと思ったり

 

最後に二人でお茶しました。

 

本当に

家事とお仕事に忙殺された毎日から解放された至福のときでした。

 

沢山の人に感じてほしいなぁ~