ときどき、刺すような強烈な攻撃的なニオイを感じることがあります。
あまりにものインパクトの強さに、「ウソでしょ?」と思い信じたくない気持ちがありました。

 

しかしやはりウソでも何でもありません。
やはりときどき強烈な人がいます。
ときどきというか、日に日に出会う確率が高くなっている感じです。

 

動物とか生命に危険な匂いを感じると逃げるように、まさに自分もそのような行動をとってしまいます。
とっさに「危険」と感じるのです。

 

「不快に感じる匂い」はやはりその人にとってよろしくないことなんだと思います。
少なくともいいことはない。
動物として「不快」に感じるということは、やはり体のセンサーのお知らせなんだと思います。

 

例えば腐ったにおいがする食べ物を食べようとしますか?
ガスのにおいが充満しているのに、何もしないでその場に居続けますか?
「不快」に感じるということは本能的なものなんだと思います。

 

先日も一撃でやられました。

 

ある患者さん宅に訪問診療に伺いました。
ピンポン押してもなかなか出てきません。
玄関外で何度かピンポン押していると、遠くから自転車に乗った中年女性がやってきました。
ヘルパーさんでした。
ちょうどかぶってしまったのですね。
玄関外にそのヘルパーさんも並んだ途端、あのヤバい匂いが辺り一帯に充満してきたのです。強烈なやつです。
看護師さんと目を合わせ「マジかよ」って感じでアイコンタクト。

 

ようやく患者さんがドアを開けてくれ、先に居間で自分たちが診療を開始しました。
ヘルパーさんは玄関で着替えをしながら待ってくれていました。
しかし、居間の方にまで匂ってくる…
帰り、ヘルパーさんは玄関にいたのですが、その空間はとてもとても尋常じゃない匂いでした。
命の危機を感じるとはこのことで、息を止め、ほうほうのていで逃げるように外に出ました。
慌てたあまりサンダルを履き損ね転びそうになるというおまけ付きです。
漫画とかドラマによくありそうなベタな情景です。

 

一瞬で左肩甲骨周辺の痛みがうっすら出てきました。
そして左目の周囲がピクピク痙攣しています。
そして口内炎。
自分の場合はベロに出やすいのですが、いつもは左側だけなのに、今回は左右の2カ所です。

 

やはりニオイを感じたときは危険です。
感じたら物理的に離れるのが一番です。
離れられないことも多いのが悩みの種ですが…。
しかし先に書いたように、ガスが充満していると思ってください。
命(健康)の方が大事です。
「ちょっとトイレ」でも何でもいいですから適当に理由つけて、その場にいる滞在時間を少しでも短くするよう工夫してください。

 

このニオイの危険なところは、我慢しているとだんだん慣れてきてしまうところですね。
大事なセンサーが麻痺してきてしまいます。
でもまたきれいな空間にいれば、センサーは戻ってきます。

 

さて、今回ライブに行ったとある方の体験談を紹介します。

 

未接種者にとったら、ライブに行くのも一苦労です。
周囲に強烈なニオイを発する人がいないか心配になりますからね。
もしそのような人が隣だったら、2時間近く強烈なシェディングを真横で受け続けることになります。

 

その方は座席が列の真ん中辺だったそうで、あとから入っていって人の前を「すみません、すみません」と通っていくのは悪いと思い、開演30分以上前に早めに着席されました。
すると、中年女性2人があとからやってきて、「すみません」と言って前を通っていったのです。
その二人が激臭でした。
しかも、右隣に座ったそうです。

 

さらに席に着く前にトイレを済ませておけばよいものを、その中年女性たちは席に着いてからまたすぐに立ち上がり、「すみません」と言って前を通っていったそうです。
心情としては「無駄に動くな」ですよね。
前の席との間は広いわけじゃないですから、どうしても前を通る人と少し接触してしまいます。

 

楽しみにやってきたライブなのに一気にテンションが下がります。
そしてその直後から、右肩・右クビなどがガチガチになってきたとのこと。
その方は咳センサーも持っている方だったのですが、その人がじっと座っている分には何とか咳は止まっていたそうです。
しかしライブ中みんなが拍手をしたりすると、咳がひどく出るのでした。

 

これは明らかにスパイクタンパクだかなんだかが空間を舞っているのでしょう。

 

おもしろい発見です。
本人は苦しいのでしょうが…。

 

途中休憩時間があり、一旦外に出ました。
そしてまた中に入ると、とにかく会場全体が匂ったそうなのです。
会場に一歩入るだけで明らかに空気の違いがわかったそうです。
空気が重い感じです。

 

比較的新しくできた会場で、空調も悪いことはないはずです。
たぶんそれだけニオイを発している人が多いのでしょう。
空調が追いつかない感じなのだと思います。

 

ライブが終わったのもつかの間、その後めまいを感じることになります。
そして気分・体調がすぐれない。
明らかに顔色不良となったそうなのです。

 

帰宅してグルタチオンを摂取し、症状は少し改善しました。
しかし完全ではありません。

 

そこでC60を摂取してみたのです。
するとそれで一気に回復されたそうです。
密接に強いシェディングを長時間受けた割には結構早い回復だと思います。

 

C60、シェディングにも結構良いのかもしれません。
通常の使い方としては、C60は朝など午前中に摂取するのが勧められていますが、強いシェディングを受けたときはその時点で追加摂取されても良いかと思います。

 

ただ全般的には回復されたのですが、その数日後、目の白目の部分が出血したそうです。
「結膜下出血」というものです。
やはり体には強いストレスがかかっていたのでしょう。

 

なんならその方、2日間連続でそのライブに行ったそうですから…。
たまたまチケットが当たってしまったからのようですが、2日目は運良く隣に人はいなかったそうで、たいそう楽だったようです。
しかしやはりみんなが拍手し出すと咳が出始めたそうです。
そして一緒に行ったお母さんも、普段は咳センサーはない方なのですが、ライブで皆が拍手し出したときは咳が出たそうなのです。
恐ろしい…。

 

やっかいなシェディング症状に対し、グルタチオンだけで追いつかないときもあります。
そんなときC60を試してみるのもありかもしれないと、上記の経験談から思いました。
持ち歩きには不向きですが…。
万が一バックの中で漏れてしまったりしていたら、大変なことになります。
ジップロックのようなものに入れて運ぶしかないでしょう。

 

「ジップロック」といえば余談を。

 

先日自分の息子が学校の研修旅行に行ってきました。
そのときの楽しそうな写真がこれです。
(セキュリティ上の観点から顔、ネクタイの柄等修正させていただいております)

 

 

んっ??
肩から斜めがけしている透明なバッグのようなもの、それはジップロックではないかい??

 

拡大画像がこれです。

 

 

ジップロックでしょ。
他の写真を確認したら、しっかりと「Ziploc」と袋に印字されていました。

 

なぜにジップロックを普通のバッグのように持ち歩いている…。
ちゃんと小バッグのようなポシェットのようなものを持たせたそうですが、中身丸見えのジップロックを持ち歩き用バッグとして活用していたようです。

 

他の子はみんなちゃんとしたバッグを持っていたというのに…。
まるで小さなバッグも買ってあげられない家庭のようにみられてしまうではないか…。

 

でもこのセンス結構好きです。
親バカかもしれないけど。
さすがオレの息子よ…。

 

突然の雨も心配ご無用、完全防水。ニオイももらさない。使い捨てOK。中に何が入っているかすぐにわかる。
中身が丸見えということは防犯上よろしくありませんが、「ヤバいなコイツ」と思われて逆に手を出してこない可能性があります。
あるいは「財布の中身はたいした金額入っていないんだろう」と思われるでしょう。
そしてジップロックの中の貴重品がなくなればすぐにバレますから、逆にスリはしにくいのかもしれません。
逆転の発想です。
(と考えてやったわけでは決してないと思いますが。)

 

いずれジップロックバッグが流行するかもしれません。
いや、しないな。