忖度(そんたく)なんて言葉、安倍政権のおかげで知ることができましたが、それまで頭にない言葉でした(自分は)。

ある意味日本語のボキャブラリーが一つ増えたということでは安倍政権に感謝です。

 

ちなみに忖度という言葉、意味は「他人の心情を推し量ること」ということで、本来は良い意味なんですね。
しかしこれまた安倍政権のおかげで、真逆のいやらしい意味合いになってしまいました。

 

森友学園のおかげで一躍有名になった「忖度」。
2017年には流行語大賞もとっています。

 

しかしいやらしい意味の「忖度」は、ずっと昔から日本にはこびっているのですね。

それがよくわかる本が、森永卓郎さんの本になります。

 

 

 

 

 

 

森永卓郎さんは、いつからか覚えていませんが、「おもしろい人だ、真実を話す人だ」とずっとマークしていました(いい意味で)。
そして今回、ステージⅣの膵臓癌が発覚し、それこそ命を懸けて出版されました。

 

ジャニーズ問題しかり、財務省の内幕しかり、日航機墜落事故しかり。
これまでメディアはどれもつっこんでこなった分野です。

 

ジャニーズ問題はようやく報じられましたが、結局は英国BBCが報じたから。
あれがなければまだまだうやむやのままだったのではないでしょうか?

 

財務省もコワいですね~。
財務省はとにかく「増税」一本の考えしかありません。
減税すれば経済が回るようになるという考えは一切受け付けません。
ですから、減税だとか増税反対の論調をメディアが報じると、どうもそのメディアにはその後あからさまに「税務調査」が入るらしい。
「税務調査」というものは企業、個人事業者も含め本当に嫌なものです。
調査官・査察官の心情一つで、経費にできるかできないかが決まります。
ですから、税務署や国税への印象が悪ければ、重箱の隅をつつかれ、追徴課税となります。
というか、まず手ぶらでは帰ってくれないそうです。
ほぼ必ず追徴金を勝ち取っていくようですね。
反抗しようものなら、よりペナルティの重い「重加算税」を課すと脅してくる。

 

だからメディアもコメンテーターも経済の専門かもどきもみんな増税に賛成なんですね。
どこも論調が一緒。

テレビや新聞見てたってなんの役にも立ちませんよ。
ただただ洗脳されるだけです。

 

ちなみに昨日こんなニュースがありました。

 

NHK記者の経費流用は計1000万円超に 新たにタクシー、ハイヤー代284万円を認定

 

ヤクザまがいの論調で国民から奪った受信料を私的に利用していたというニュース。
はらわた煮えかえるとはこういうときに使う言葉なのでしょう。
というかメディアなんてどこもそうだと思いますよ。
たたけばホコリでまくりでしょう。

 

一人は懲戒免職のようですが、他の人は訓告だけの処分。
本来なら1円たりとも不正を認めてはいけないはずです。
訓告なんてただの「注意」です。

出世は断たれるかもしれないけど、平社員のままでも高額な給与は補償されますからね。
国民から集めた金を不正利用しようとする考えがある奴らの給与になるんですよ。

 

NHK内部の処分で終わらせるのではなく、こういうときこそ国税はNHKに税務調査に入るべきです。
なんせ一人で1000万を超える経費流用があったのですから。
そういう企業体質なのだから、企業としても怪しいところは絶対にあるでしょう。

 

ここでNHKに税務調査に入らないのが本来の意味での「忖度」なのでしょうね。
増税の論調をジャンジャン流してくれれば、税務調査も流してくれるというところなのでしょう。

 

ちなみにNHK自身はこのニュース報じたのですかね?
見てないから知らんけど。

 

最後に日航機墜落事故の話題です。
これも自分はずっとずっと関心があったことです。

 

事故当時はまだ小学生で、暑い夏の夜、家族で布団を敷いて寝る準備をしていたときでした。ニュースの一報のときのことは今でも鮮明に覚えています。
やはり子供ながらにインパクトが強かったのでしょうね。
ニュースでただならぬことが起きたようだとは思いましたが、当時はまだことの重大性がよくわかっていませんでした。
しかしいつの頃だったか突然日航機墜落事故の真相が強く気になりだしたんですね。

 

関連する本は結構読みましたし、この事故をモデルにした山崎豊子さんの「沈まぬ太陽」のドラマ版、映画版も、堤真一主演の映画「クライマーズハイ」も観ました。

 

この本でも紹介している青山透子さん(ペンネーム)の本は、シリーズものすべて読んでいます。
陰謀論とか想像とかでは決してないと思います。
ただ自分で調査したわけでもないですからなんとも言えません。
でも青山透子さん、あるいはこの本で森永卓郎さんが書かれていることはほぼ真実であろうと思っています。

 

そもそも、そもそもですよ、航空史における重大な事故だというのに、生のフライトレコーダーやボイスレコーダーのデータが公表されないことがおかしいのです
よく聞く操縦室内のボイスレコーダーは、あれは修正されたもので、一部分です。
重要な部分がカットされていたりします。

 

悲劇的な事故を二度と起こさないように、って日航自身が良く言うセリフですけど、それだったらすべてのデータを包み隠さず開示すべきです。
データを皆で共有することが、事故を繰り返さないための第一歩ではないでしょうか。
なぜ隠すのか意味がわかりません。

 

ご遺族の方が真相を追究しようと裁判を起こしても、即棄却。
すでに日本航空と和解して補償金ももらっているのだから文句言うな、ということらしいです。

 

なぜ横田基地に着陸できなかったのかとか、二度焼きしたかのような完全炭化した遺体の不自然さ、そして遺物を化学分析したら航空機燃料には含まれないベンゼンが検出されていること。
そして事故直後、米軍がいち早く現場を特定し、米軍ヘリから救助のために隊員をロープで下ろそうとしたときに、日本政府?から救助中止の要請が入ったという事実
隊員をロープで降ろす準備ができていたにもかかわらず、突然横田基地の司令部から帰還命令が下りたのです。
この件は実際の米軍隊員が証言しており、ニュースステーションでも報じられたことですから事実なのでしょう。

 

そして結局自衛隊も警察も、現場がはっきりしないとの理由で一晩救出に向かえませんでした。
というか、「向かえない」ようにされていたのだろうと思います。

 

日航機墜落事故の真相はほぼ確実に明らかにされていないでしょう。
森永卓郎さんの本はその内容をダイジェストで読める感じですが、青山透子さんの本もとてもおもしろいです。
その主張に根拠があることがよくわかります。
ぜひ読んでみてください。

 

しかし重大事故・災害のときに他国の支援を断るって、日本のお家芸なのでしょうか。
東日本大震災のときも、結局はトモダチ作戦を受け入れましたが、当初は日本は断っていたのです。
原発事故対策に対しても米国からの支援を断っていました。
原発がヤバいことになっているという真実を隠したかったからでしょう。
日本はなんでもかんでも隠したがりのようです。

 

今年一月の能登半島地震の際も、台湾はいち早く救助隊を集め待機させてくれていたのです。
地震が起きたのが1日の16時10分。
その日の夜にはすでに国際人道救援に当たる医師を含む160人規模の救助隊の準備を完了していたというのです。
めちゃくちゃ早いです。
他国のことだというのに…。
日本国内でもこんなに早く動けていないのではないでしょうか?

 

それなのに日本は台湾の支援を無残にも断りました。

 

台湾の地震救助隊申し出に日本政府「ニーズない」 SNSで広がる波紋、他国にも要請せず

 

それでいて国内の自衛隊員、消防隊員、医師や看護師は疲弊しきっています。
現地の看護師さんの多くが退職の意向を示しているとニュースになっていましたね。

 

今回も何か隠したかったことあったのだろうか。
ただただ中国を忖度してということなのだろうか。

 

1月末頃までには、台湾の市民からの募金が25億円以上集まりました。
人的支援はいらないからカネだけくれればいいということなのでしょうか。
なんだか人の善意を踏みにじまくっています。
ちゃんと適切にこのお金が使われているのかとても心配です。
善意を踏みにじるのが日本のお家芸と言えそうですから、とても怪しいです。

 

さて森永卓郎さんの本に戻りますが、日航機墜落事故から一気にドドドッと日本経済が崩壊していきます。
事故直後にプラザ合意によって一気に円高が進み、日本の得意分野だった半導体事業も米国のいいようにされました。
そして仕上げに小泉・竹中が日本をぶっ壊しました
小泉は「自民党をぶっ壊す」と言っていましたが、実際は自民党ではなく「日本をぶっ壊した」のです。
日本の企業を始め大事な資産が海外にたたき売りされることになりました。

 

とちょ~長くなってしまいましたが、とっても大事なことがこの本には書かれてあります。

 

真実はメディアでは語られません。

 

なぜならみ~んな忖度しまくっているから。

 

この本の内容が陰謀論だ、妄想だと言おうとも、現実として起きていることをちゃんと観察していれば、この本に書かれていることが真実だということがよくわかります。

 

なおみち君もようやく重い腰を上げてくれたようです。
(本人による夕張の資産売却問題はすっきりしていませんけどね)

 

北海道、電通エグゼなど2社を過大請求で告訴へ 鈴木直道知事が表明

 

こんなふうに悪事が暴かれ白日の下に晒される世の中になると良いです。
電通子会社はしぶとそうだけどね。

 

しかしコロナ騒動やワクチンのおかげで、いろいろと真実に気づく人が増えてきているような気がします。
医療のウソを調べていくと、社会のウソに行きつきますから。
どれだけ世の中がウソだらけかってことに気づくのではないでしょうか。
科学もウソ。
専門家もウソ。
平気でウソを言う。
政治家も大臣も。
ウソばかりだし、真実は何も語られていない。

 

ただ、真実の押しつけはいけません
真実に気づきたくない人もいます。

 

いまだにワクチンは安全だ、バリバリ効果があると思っている人もいっぱいいるではないですか。
「そんなに効果がない」という真実に気づきたくないのですね。
副作用が出て苦しんでいても、ワクチン様のせいにはしたくない人もいます。
ワクチンが原因とは是が非でも認めたくないと、端から見ていると意固地になっているようにみえますが。

 

これまでもブログに書いてきましたが、人それぞれ価値観があります
いろんな考えをする人がいるという「多様性」が大事です。
生物というものは多様性があるおかげで強くなれるし、生き延びるものが出てくるのです。

 

自分と違う考えをする人、自分が理解できない発言をする人がいても、別に周囲に実害を及ぼしていないのなら
「あっそうなんだ」
って流します。
「へぇ、そういう考えもあるんだ」という感じで受け止めてしまいます。
「いろんな考えがあっておもしろいな」と思ったりしてしまいます。

 

みんな同じ考えにはならないですし、なったらなったで気持ち悪いですからね。

 

真実を知るのは、その人が知る時期になったら知るようになりますから。
まわりがあれこれ言わなくても。

 

真実を知ってもらおうと熱心に活動して、でも周囲は理解してくれなくてストレス貯め込んでしまう人もいますけど、そんなに肩肘張らなくていいのではないですかね?
と思うのです。

 

ただ熱心に活動する必要はないといっているわけではなくて、それも多様性ですからそういう人もいていいと思います。
それで実際に真実に気づいてくれる人も多くいるでしょうから。

 

結局はなんでもいいのです。
なんでもあり。
故意に人様に迷惑かけなければ。
という、結局とりとめのない感じで終わります。