学生さん達は
3学期が始まったね
ワクワクしてるのかな
それとも
息苦しいトンネルに
引き戻された気持ちでいるのかな
私は夏休みとか春休みとか
長い休みが終わる時
深呼吸しても息が入ってこないような
そんな感覚と焦る気持ちがありました
学校が嫌だとか
そういう事は全く無かったし
日常が始まれば
ちゃんと楽しめる事もわかっていたけど。
組織の中で生きるというのは
一定のルールを守りながら
その範囲内で自分を表現して行くこと
組織って
例えば
現代の日本。
なぜ「現代」をつけるかと言えば
日本でも 昔は大奥のように一夫多妻のような制度があったり
切腹、なんて 今では信じ難い事もあった
戦争中には敵国の兵士を殺めるのは立派な事だと言われ
飛行機で命ごと突っ込むことを若者に命令し、誰も逆らう事はできませんでした
つまり
時代によって、同じ国でも
正邪は変わる
さらに
会社によって
規則が違い
学校によっても
違います
家庭によっても
規則は様々あり
何が正しく
何が悪い と言う確かなものは無い
その中にいる時は
絶対逆らえない戒律のように思えるものも
離れたところから見たら
案外 脆いものです
私が通った中、高等学校は
平和で良い所でした
中1の私にとってはね。
当時
髪を染めるるのも
パーマをかけるのもダメ
襟についたら2つに結び
なるべく三つ編みにする。
一本結びはダメ。
短い人は 段カット禁止
つまり下を揃えたおかっぱ以外は
禁止
それを破れば
校則違反
パーマをかけたりすると
停学処分になり
そうなった先輩のことを
とてつもない不良 のように話す人もいました。
中1の私は
いつも褒められていた😳
なぜなら
黒髪をきっちり三つ編みにして
スカートの丈も靴下も
校則通りだったからだ
「あなたは模範的でいい子ね」
先生方は優しかった。
でもね
私は褒めてもらっても
困るだけだった
それどころか
何故
髪を染めると「悪い」のか?
スカートの丈を勝手に変えるのがなぜ
「悪い」のか??
ソックスが何故三つ折りで 高さまで決まっているのか
私には 全く理解できなかった。
私が模範的な格好をしていたのは
自分の髪の色も、まっすぐなのも
気に入っていたし
超高速で長い髪を三つ編みにするのが
面白かったから
そして
服装に全く興味が無く
似合うかどうかなど 気にもかけず
学校から与えられたものを
ただそのまま着ていただけだからです
校則をまもろうなんて
実は微塵も思っていなかった

だから
品行方正でも何でも無かったので
褒められても困った。
偶然 中1の私の好きな事が
校則に合っていた
それだけ。
髪を染めたり
スカートの丈を変えたり
ソックスの長さを変えたり
オシャレさんの友達は
いつも怒られていた
その子は 服装にとても興味があったのだろう。
「悪い」訳では無い
思春期の私は少しずつ
髪を短く切ったり
スカートの丈を変えたり
いろいろやってみたが
まぁ、ルールギリギリで遊んでいた
小さな反抗だったのかな
では ルールは要らないか?
私は
こんな風に理解しています
ゲームをするには
ルールがいる
バレーボールは蹴ってはいけない
サッカーは手でドリブルしない
野球はラケットで打ってはいけない
何かをする時に
ルールを守らずに
めちゃくちゃにやったら
それはちっとも楽しくない
ルールの中で 力を出し合うからこそ
面白いのだ
「これが ここのルール」
だと理解すればいい
そこにいる以上は
守る必要がある
または (リスクも伴うが)
その抜け道を逃げ回って 鬼ごっこをするか(風紀検査直前に髪を黒く染め直して免れたり😅休み時間にスカート丈を直したり😜)
或いは 改革するよう 戦うのもアリかもしれない。無駄かもしれないが(笑)
後で笑える範囲なら それもまた 若き日の思い出
でも
どうしても守れないルールなら
そこから抜けると言う生き方もある。
自分を否定され続けて
心が壊れてしまうような場合、
大切な方を取るのは当たり前
守るべきは
学校や会社のルールより
命です。
心です。
他の人には平気でも
自分には苦しくて
どうにもならない事がある。
自信を無くし
自分の尊厳さえ失うならば
そこは あなたには合わない
合わないのは
悪いのではない
金魚は
空中での生活は合わない
ライオンは
海の中での暮らしは合わない
けれど
全てから抜ける事は出来ません
何ひとつ我慢せずに生きる事は
おそらく 出来ないでしょう
ちょっとだけ頑張れば何とかなるならば
「ここにいる間の ルール☺️」と思って
それを守るゲームをするのも
ひとつの方法かもね。
ルールを守りつつ 楽しく生きる練習
みたいなものでしょうか
いま思うと私は「ルールを守るゲーム」をしていたのかもしれないな
どうせ短い間の学生生活
そこにあるルールを
とりあえず守ってみた(笑)
良いこともあったよ✨✨✨☺️
役に立つ教えや
身についた事がいくつもあった
やってみるもんだね
でも ふと
いつまでこうしてるのかな?私😳
そう感じた日があって
高校の途中で学校を変えてまで…
後先を全く考えずに
自分の血が騒ぐまま
あてもないのに
芸能の世界に飛び込んだ
歌ったり
踊ったり
演じたり
自分の好きな事をやりたい と
平和なカゴから飛び出して
あてもない世界に飛び込んだ
ちょっと入り口間違えたのだが
とにかく
動き出した
リスクは大きく
風当たりも強く
不安だらけ
あてもない
でも
やらないより
ずっといい🤗
そう思った
自分で何かを決める時は
良い事も 大変な事も
引き受ける覚悟が必要だね
「普通の高校生」っていう
いろんなルールに守られた生き方を
自分から捨てて飛び出したんだからね。
新学期が近づくと
何度も深呼吸したくなる感覚
ありのままの自分では
合わない事がいろいろある。
それを抑えて過ごす日々が始まるので
息を止めて水に潜る前みたいに
最後に大きく息を吸わなきゃ と
そう思っていたのかもしれない。
あなたは 今、どんな日々を生きているのかな
友達
部活
恋
勉強…
いろんな事で充実して
楽しい日々であったら良いな
もし そうでないとしても…
この先ずっと辛いわけじゃないよ
変えて行こう
変えたいならばね
明日の自分は今、作ってるんだから
5分後の自分は
たった今 作ってる
1年後も
5年後も
今、作ってるんだよ
そして どんな時も
これだけは忘れないでね
生まれてくる時
「あなた」を始める時に
自分で決めたルール
「自分を大切にする事」
明日も
いい日にしよう
1日が終わる時
「ああ、今日もいい日だったー」
そう言ってから寝よう
たとえ 酷い1日だったとしても
もう 終わったんだから(笑)
よく乗り越えた😁って 褒めてあげよう
朝起きたら
「今日はいい日だぞ〜😄✨」
眠くても
ダルくても
とりあえず言って 始めよう
何をしていいかわからないなら
なおのこと
そんな遊びから始めよう😊✨
佐久間レイ

