関西 兵庫 姫路 苫道国主神社 ああ よく来た。 長い年月を経て おまえに会えて うれしい。 おまえは わたしの ぴかぴかの 磐肌を 滑り降りて遊んだ。 期待と 畏れ おまえの顔に浮かんだ 勇気。可愛かった。 でも ワタシは 今 おまえを 滑らせてあげることができない。 わたしは 年老いた。 でも ワタシの上に ごろんと 寝ころんでごらん。 すかすかの わたしのすき間が おまえの細胞のすき間と 行き来する・・・ ほら ひとつだったんだ