前回の続き右矢印

 

怒りで声が

大きくなっていくムキーが、

とうとう何かを

レジカウンターに叩きつけた

 

「バシッ」と大きな音がした

 

そして、横から見ている

お兄さんに

ムキー何をさっきから見ているのか

と怒りをぶつけた

 

お兄さんは「迷惑だ」と言い放った

 

ムキーはズイズイと彼に近寄った

 

お兄さんは、少しだけ

後ろに下がった

(レジ前をからその人を

移動させた感じに見えた)
 

全く同様しないお兄さんに

ムキーは怒り、その人の腕を

つかんだようだった

 

「今腕をつかんだよね。

警察呼ぼうか」とかえす

 

何か言うムキーの言葉に

かぶせるように

警察呼ぼう、監視カメラも

まわっているし

傷害罪になるか

 

と言う言葉に、ムキー

風船の空気が抜けたように

弱々しくなって行き

逃げるように出ていこうとした

 

「お店の人に謝れ」と

言われ、頭を下げて

ムキーは出ていった

 

店内にホッとした空気が流れた

 

私はその時、

自分がその店員の立場だったら

どうしただろう

 

ムキーは、あとから何かをしに

行くのではないか・・


あの人は

自分が迷惑をかけたと思えた

だろうか


解消できなかった怒りを

どこかへぶつけた

のではないだろうか


あのお兄さんがいなかったら

どうなっていただろう


スカッと出来ない

モヤモヤが続くのであった