前回の続き
時間を間違え
一度家に帰り、
改めて出直す
本番は助手席に鳥籠を乗せ、
しっかりと大きなタオルをかけて
出発した
診察室に呼ばれる
小柄で首も細く
まあるい眼鏡をかけ
長い髪を後ろでひとまとめにした
小鳥のような先生だ(どんな)
「ダイエットしたら、
左腹に出ていた膨らみが
より気になって・・」と相談する
先生はサッと
カゴの中に手を入れると、
インコがバタつく隙も与えない速度で
しっかりとインコを捕まえた
(すご~~~~い)
捕らえられたインコは、
最初だけ小さくジージーと鳴いていたが
すぐに降参したようだった
先生は、全身を触りながら
膨れている部分もつまんだりして
「残念ながら・・・・
(残念ながら・・ということは)
脂肪ですね・・・」
と言われた
この言葉の裏には、
せっかく心配してきてもらったけれど
悪いものではないよ
という気持ちがあったに違いない
(あ~良かった~)
体重は39gだったが、
この取れない脂肪の重さがあるので
餌を増やし、体重は40g前半を
たもつようにとのことだった
心配し続けるより、
やはり診てもらって
心配を取り除けて良かった
受付が終わり、
診察の番を待っている間
久々に猫の怒った声や
犬の鳴き声を聞き、
目の前を行き来するトイプードル、
退院するプードルと一緒に
エリザベスカラーを
手にした飼い主さんを見かけ
何年か前は、
自分もこの様子が日常の場所へ
いたんだなと思い見ていた
(動物病院の受付をしていた)
その他診察中に聞いた
インコの健康を保つ話は
またの機会に書くことにしよう
長い話にお付き合い頂き、
ありがとうございました