パリオリンピック選考会



8日間のレース

最近は選考会での一発勝負が主流。


派遣標準のタイムを出して2位以内が条件。


ベテランの活躍

若い選手の活躍

両方あった。


アーカイブで全てのレース観戦。



男子

200Free  松本克央

200Ba     竹原秀一

200Br      渡辺一平、花車優

100Fly     松本克央、水沼尚輝

200Fly     寺門弦輝、本多灯

200IM      瀬戸大也

400IM      松下知之


女子

100Br  鈴木聡美、青木玲緒樹

200Br  鈴木聡美

100Fly  平井瑞稀、池江璃花子

200Fly  三井愛梨、牧野紘子

200IM  大橋悠依、松本信歩

400IM  成田実生、谷川亜華葉



個人的に一番だったレースは
女子200Br

今大会、鈴木聡美がMVPだと思っている。
33才の復活劇。
絶好調だった鈴木。
100Brで代表権を持っての200Brのレース。

女子200Brは激戦。
鈴木聡美(33)
渡部香生子(27)
今井月(23)
この三強の争い。

全員派遣標準はギリギリ切れる実力。
近年では50、100で活躍していた鈴木、
200では渡部、今井が行くと思っていた。

蓋を開けたら準決勝から鈴木が
トップで決勝へ。

決勝もタッチの差で優勝。
派遣標準も切り代表へ。

渡部、今井は派遣標準切れず。
呆然とプールから上がれなかった。
皆が負けられない崖っぷち。
負けたら競技人生まで考えていると思う。

勝負事だから勝者と敗者がいる。
勝者にスポットライトはあたるけど
僕はどうしても敗者に目がいく。
それが競技。


今回は高校生3人を含め
若い選手も代表入りした。

胸を張ってパリに行ってきてほしい。

ただ、ゴタゴタ続きの水泳連盟。
オリンピック種目として水泳は
注目度が落ちているのも確かだ。

競技でない場所でのマイナスイメージの
選手もいる。

応援や注目が少なければ
強化費だって取れない。

その分、代表選考も厳しくなる。
厳しい選考でも現状、世界との差は広い。

今回のメンバーを見ても
メダルは1〜3個が限界だろう。
無い可能性だって考えられる。


それでも、応援したいと
思える選手であってほしい。


それは、やっぱり競技に向かう姿勢と

人間性は大切なんだと思う。


そう言う意味でも

今大会は鈴木聡美はMVP。