前回からの続き


スポーツのための身体作りなのか?
身体作りのためのスポーツなのか?

自分でもどちらかわからない。
答えの無い問だし
人それぞれで考えは違う。

だから、ここでは
『今の僕が試していること』
それを今回は整理してみたい。

数年後、効果があったら嬉しいなレベル。


競技において
最も効率よくパフォーマンスを
上げるのは
パワーとスピード。

これは間違いないと思う。
下手な技術を上げるより
筋力と速度を上げた方が
競技レベルは上がる。

その競技を始めた初心者であれば
その競技の動きで筋力は上がる。

中上級者になれば、
その競技で得られる以上の筋力を
効率よくつけたいから
ウェイトトレーニングを
入れていく。

時短にもなる。

競技者が同じ一年を使うならば
早く競技レベル(例えばタイム)を
上げるやり方を選択するのは
正しい判断だと思う。

人間(動物)は年齢と言う要素があるから
早くレベルが上がった方が
競技者としては有利だと思う。

早熟はトップアスリートの条件。


さて、トップアスリートとは無縁の
僕達、趣味アスリートの話。

フィジカルを考える理由のひとつに
加齢と言う要素がある。

競技レベル向上のためより
フィジカルによる競技レベル低下を
如何にして抑えていくか?

競技・・・と言うよりも
生活や人生において身体を使えた方が
有意義に過ごせる。

その為にスポーツを利用する。

スポーツのための身体作りなのか?
身体作りのためのスポーツなのか?

この考えに至る理由。


スポーツ(格競技)は限定された
ルールや条件の中で
特定の能力を極限まで
突き詰めていく行為。

泳げたり、走れたり
人より少し得意でも
生きるうえで特に影響はない。

逆の方がわかりやすい。

泳げなくても、走るの遅くても
人生への影響なんて特にない。
大人になれば趣味レベル。

そう趣味。

人生を豊かにするための趣味。
人生を豊かにするためのフィジカル。

それをスポーツの中で作りたい。

そして、
スポーツをより長く楽しめる
フィジカルを作りたい。

汎用性が高く、
高機能なフィジカルとは何なのか?

それを考えていきたい。

次回に続く。