今年最初の場所。


今場所は見どころ満載だった。

最後まで本当に面白い場所。


横綱 照ノ富士の復活なるか?

大関 霧島の綱取りなるか?


場所前の注目はこの二つ。


場所が始まると、混戦の内容。


新入幕の大の里の活躍。

関脇 琴ノ若と共に首位を走る。


何より面白かったのが

上位陣の安定。

横綱 照ノ富士

大関 霧島 豊昇龍

この3力士が崩れない。


大の里は新入幕、髷が結えないのに

関脇、大関、横綱とも組まれる。

大抜擢。

(若干、罰ゲーム的な・・・)

もちろん、勝てはしないけど

真っ向勝負の良い相撲。


今後が楽しみだ。


最終盤

トップを走る琴ノ若を一敗差で追いかける

横綱と大関。


横綱、大関、関脇が

最後の3日で総当たりの優勝争い。


相撲内容と安定の強さの琴ノ若

大関取りの3場所で33勝にも届く勢い。

ここで横綱、大関を破って優勝したら

一気に大関の道も開ける。


霧島は優勝したら横綱昇進。


負けられない1人横綱。


皆、人生を賭けた相撲が続く。

勝敗で人生が変わる。



この一戦で星が並ぶ。




大関対決は霧島に軍配。

そして・・・まさかの豊昇龍

怪我で休場。


14日目の結びが無くなり

照ノ富士が優勝争いに残る。


14日目 最後の取組

まさしく人生を賭けた相撲。


横綱を目指す霧島

大関、初優勝を目指す琴ノ若


軍配は琴ノ若。


これにより


照ノ富士 琴ノ若

一敗差で霧島


霧島も照ノ富士に勝てば

あるいは横綱昇進も大いにある。


強かった横綱。


そして、優勝決定戦。

再びの対決。



強かった横綱。

ボロボロの肉体だけど

心が強かった。


横綱 照ノ富士の復活で幕を閉じた。

納得の終幕。



優勝はできなかったけど

琴ノ若は文句なしの大関へ。


祖父 横綱 琴桜

父  関脇 琴ノ若


大関に上がったら琴桜の四股名を

継いでいいと祖父から言われている。

おそらくは大関 琴桜の誕生だろう。


しかし、本人は父への恩返しを込めて

琴ノ若で優勝したかったと・・・。

大関 琴ノ若も見てみたい。

もちろん、琴桜でもいい。


父と息子の目標は祖父の横綱。

大関は通過点だ。


その、夢を叶えるために

強い横綱 照ノ富士を超えて

横綱になってほしい。


優勝できなくて『悔しいと』語る

琴ノ若は強くなった証だろう。


来場所もまた楽しみ。

もちろん、全力で琴ノ若を応援したい。

次は初優勝と綱取りを目指してほしい。


*綱取りは基本的に大関で2場所連続優勝。