僕は日常、珈琲やお茶やお酒等の
趣向品は普通に飲む。

趣向品は文化だと思う。

美味いものを時々、少量が僕の好みだ。
日常の中にあるけれど習慣ではない。

しかし、限りなく習慣に近い位置にいるのが珈琲。
ファスティングやカフェイン抜きの時以外は毎日飲む。

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だって昔はコーヒー屋さんだったから。
カフェチェーン店の店舗勤務から本社勤務。

20代の頃からよく飲んでいたのだけど
ここ10年くらいで変化したことがある。


それは、牛乳を入れるようになった!


昔は基本的にブラックだったので
牛乳入れるとか考えられなかった。

カフェラテやカフェオレも仕事以外では
あまり飲まなかったし・・・。



なぜ、変わったのか?

それは、妻が牛乳入れる人だから。
妻の実家も牛乳入れる人たちだから。

最初の頃は僕の為にブラック淹れてくれてたけど
いつの間にか皆んなと同じ物を飲むようになった。

牛乳入れることを前提で濃いめにドリップするからね。
ブラックではちょい濃い・・・かなり濃い。
なので、郷に入っては郷に従う。
その方が美味しいから。


今では強めのロースト豆を濃いめにドリップ
妻より多めに牛乳入れるのが僕の基本スタイル。


もちろん、今でも気分でブラック飲むこともある。
さらに最近では時々甘くすることさえもある。


趣向品を楽しむ幅は広がった。


結論として、自身の好みを決めるのは
実は自分の意思以外にもあるということ。


傍らに居る人たちに寄り添う様に
味覚もだんだんと似てくるのだろう。

そうやって創られていく僕の好み。

そんな食育をしてくれる妻や家族、友人。

僕の味覚は一緒にいる人たちとの歴史だ。



珈琲はブラックが一番と思っていた
昔の自分よりも
様々な選択肢を持っている
今の自分の方が
僕は好きだ。