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上げの勢いが弱まって、下げ方向になっています。どこで転じるか。。。
1.日経平均は小反発、米ハイテク株高と円安が追い風
2.朝方は4万円台乗せも、買い続かずその後は値を消す
3.SOX指数上昇受け、半導体主力銘柄が買われる展開
4.TOPIXはマイナス圏推移、機関投資家の益出し続く
5.値下がり銘柄数は1300を上回り、全体の8割を占める
前日の米国市場では、NYダウは前営業日比240ドル安と3日ぶりに反落した。インフレの沈静化が遅れ、年内の利下げ期待が後退し売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価が小幅ながら反発したものの値下がり銘柄数が多くTOPIXは続落して引けている。総じて売り優勢の地合いだった。
2日の東京市場は、朝方は買い先行でスタートし、寄り後もいったんは水準を切り上げ4万円台を回復する場面もあった。しかし、その後は買いが続かず上げ幅を縮小した。前日の米国株市場ではNYダウは安かったものの、ナスダック総合株価指数は小幅ながら高く引け、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も上昇した。これを受け東京市場でも半導体関連株の一角が買われる展開となり全体指数を押し上げた。外国為替市場で円安に振れたこともハイテク株中心に追い風となった。しかし、買いの勢いは弱かった。機関投資家の益出しの動きが全体相場の上値を押さえ、その後日経平均は値を消す形となり、マイナス圏に沈む場面もあった。値下がり銘柄数は1300を上回り、プライム市場の8割あまりの銘柄が値を下げている。